Cape Fear、in JAPAN

ひとの襟首つかんで「読め!」という、映画偏愛家のサイト。

『Cape Fear』…恐怖の岬、の意。

お墓がない!

2017-07-19 00:10:00 | コラム
あと1週間ほどで、かーちゃんの命日がやってくる。

今年は5月に帰省をしたものの、命日や盆の時期に墓参りをすることが出来ない身であり、気持ちだけでも・・・ということで、墓の描写が印象的な映画の10傑を展開してみよう。

といっても、メインはどうしたってホラー映画(ゾンビ系)になってしまう。
かーちゃんは喜ばないかもしれないが、

先日、ゾンビ映画の王様ジョージ・A・ロメロが鬼籍に入ったということもあるから、敢えて「それメイン」でいこうじゃないか。 


(1)『キャリー』(76…トップ画像)

デ・パルマの底意地の悪さと、サービス精神の融合。

ほんとうに、イヤな終わりかたである。

(2)『バタリアン』(85)

墓からゾンビがわらわらと。

生まれて初めて観たホラーだったので、コメディ色とか分からず、ただただ怖かったんだ。


※水野先生の解説…後半、ロメロへの言及も




(3)『許されざる者』(92)

はっきりと画面に映るわけではない。

ただ全編に主人公の妻への想いがはっきりと感じられるので、墓の印象が強いのだった。

(4)『ゆきゆきて、神軍』(87)

戦友の墓参りをする奥崎氏。

(5)『ペット・セメタリー』(89)

あの寒々とした墓地も雰囲気抜群だが、演技の下手なスティーブン・キング(原作者)が出てくるので笑、この墓地のほうが印象に残ってしまう。



(6)『絆』(98)

自分の出生を想い、涙する主人公。

(7)『アマデウス』(84)

墓というより、埋葬のシーンだが。

(8)『七人の侍』(54)

一般アンケートでは、これが首位にくるかも。



(9)『禁じられた遊び』(52)

このテーマ曲とブリジット・フォッセーの可憐さで忘れがちだが、物語そのものは、けっこう際どかったりする。




(10)『ザ・ロック』(96)

妻への赦しを乞うてから、作戦を決行する男。

「君が亡くなったいまだから…」

…………………………………………

明日のコラムは・・・

『にっぽん女優列伝(20)池上季実子』
コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする