にちようびよりのし「しゃ」→「しゃ」ーく(シャーク)
シャーク(shark)とは、サメのこと。
ちなみに後述する映画、『ジョーズ』(75)のタイトル「JAWS」は、「あご」の複数形。
ややおとなしくなったが、自然発生的? に「サメのバカ映画」が大量生産され、ほとんど大喜利と化した時期があった。
その代表的な作品を、いくつか。
『シャークネード』(2013…トップ画像)
サメ+トルネード(竜巻)がヒトを襲う。
大喜利化の基本は、「サメとなにを足すか」だったのだ。
ちなみにシリーズ化され、第4弾のタイトルは、『シャークネード 4thの覚醒』(2016)である笑
『トリプルヘッド・ジョーズ』(2015)
頭部が増えれば強くなるという発想は、キングギドラあたりから持ってきたのか。
『ピラニアシャーク』(2014)
やろうとしていることは、分かるが笑
『シャークエクソシスト』(2015)
悪魔に憑依されたサメ。
『ビーチ・シャーク』(2011)
甲乙つけ難いバカ映画のなかで、比較的シンプルなこの作品の支持率が高いのは、ハルク・ホーガンの愛娘ブルックが出ているからでしょう。
ここに挙げた映画たちは、けっしてつまらなくはない。
超面白いってわけでもないけれど、これらより「はるかに、クッソつまらない」ビッグバジェットの映画なんて腐るほどあるし。
ほとんど90分以内で終わるというのも理想的、
この手の映画の不可欠要素・エロスもふんだんに盛り込まれ、
観るひとしか観ない・・・と、制作陣が開き直っているのでレーティングも気にしない、だから残酷描写もなかなかのもの。
ただ、いろんなパニック映画があるなかで、どうしてシャーク系がこれほどまでに流行したのだろう?
恐竜や「小さめの」モンスターだって、よかったはずなのに。
いや実際、それらもいくつか制作されたが、シャーク系のように大喜利化するまでには至らなかった。
海という背景が映画的というのもあったろう。
ゆえに水着美女を登場させ易かったというのもあったはず。
でもいちばんは、あのフォルムにあったのではないか。
害を加えるわけではないとしたら、ひたすら美しいという、あのフォルム。
あの生物に、なにを付け加えたら面白くなるか―それが、クリエイターたちの想像力に火をつけたと。
いっぽうで元祖の『ジョーズ』は、シャークになにも足さなかった。
というより、シャークそのものをほとんど登場させなかった。
コントローラーが故障していたため・・・といわれているが、それが本当かどうかは分からないものの、登場させないことで恐怖心を煽るという創造性・想像性は、いかにもスピルバーグだなぁと感心するのである。
次回のしりとりは・・・
しゃー「く」→「く」ーる。
…………………………………………
明日のコラムは・・・
『message』
シャーク(shark)とは、サメのこと。
ちなみに後述する映画、『ジョーズ』(75)のタイトル「JAWS」は、「あご」の複数形。
ややおとなしくなったが、自然発生的? に「サメのバカ映画」が大量生産され、ほとんど大喜利と化した時期があった。
その代表的な作品を、いくつか。
『シャークネード』(2013…トップ画像)
サメ+トルネード(竜巻)がヒトを襲う。
大喜利化の基本は、「サメとなにを足すか」だったのだ。
ちなみにシリーズ化され、第4弾のタイトルは、『シャークネード 4thの覚醒』(2016)である笑
『トリプルヘッド・ジョーズ』(2015)
頭部が増えれば強くなるという発想は、キングギドラあたりから持ってきたのか。
『ピラニアシャーク』(2014)
やろうとしていることは、分かるが笑
『シャークエクソシスト』(2015)
悪魔に憑依されたサメ。
『ビーチ・シャーク』(2011)
甲乙つけ難いバカ映画のなかで、比較的シンプルなこの作品の支持率が高いのは、ハルク・ホーガンの愛娘ブルックが出ているからでしょう。
ここに挙げた映画たちは、けっしてつまらなくはない。
超面白いってわけでもないけれど、これらより「はるかに、クッソつまらない」ビッグバジェットの映画なんて腐るほどあるし。
ほとんど90分以内で終わるというのも理想的、
この手の映画の不可欠要素・エロスもふんだんに盛り込まれ、
観るひとしか観ない・・・と、制作陣が開き直っているのでレーティングも気にしない、だから残酷描写もなかなかのもの。
ただ、いろんなパニック映画があるなかで、どうしてシャーク系がこれほどまでに流行したのだろう?
恐竜や「小さめの」モンスターだって、よかったはずなのに。
いや実際、それらもいくつか制作されたが、シャーク系のように大喜利化するまでには至らなかった。
海という背景が映画的というのもあったろう。
ゆえに水着美女を登場させ易かったというのもあったはず。
でもいちばんは、あのフォルムにあったのではないか。
害を加えるわけではないとしたら、ひたすら美しいという、あのフォルム。
あの生物に、なにを付け加えたら面白くなるか―それが、クリエイターたちの想像力に火をつけたと。
いっぽうで元祖の『ジョーズ』は、シャークになにも足さなかった。
というより、シャークそのものをほとんど登場させなかった。
コントローラーが故障していたため・・・といわれているが、それが本当かどうかは分からないものの、登場させないことで恐怖心を煽るという創造性・想像性は、いかにもスピルバーグだなぁと感心するのである。
次回のしりとりは・・・
しゃー「く」→「く」ーる。
…………………………………………
明日のコラムは・・・
『message』