そんどらろっ「く」→「く」れーむ
映画のなかのクレーム、その王者といえば『フォーリング・ダウン』(93)のマイケル・ダグラスで決まりでしょう。
ファストフード店で、
(1)モーニングを頼もうと思ったら、「たった数分」間に合わずに断られる
(2)出てきたハンバーガーのサイズが、看板の写真とあきらかにちがう
で、マシンガンを取り出すと笑
ただきょうは、映画のなかではなく「映画館でのクレーム」について。
自分、映画館で働いてましたから。
ちなみに自分がサービスを「提供した」側として、「映画館以外で」受けたことのあるクレームは・・・
(1)『すき家』で働いていたころ、生煮えの玉葱入り牛丼を出してしまった
(2)ラブホテルで働いていたころ、部屋の隅の隅の隅に落ちていたコンドームに気づかず売り部屋にしてしまった
どちらも、クレームが入って当然の失態だわな。
逆に自分は、クレームを入れたことがあるか?
・・・・・。
(テイクアウトで)注文したなにかが入ってないとか、釣り銭がまちがっているとか、店員に知らせることはあるけれども、いわゆるクレーマーみたいな行為には走らない。
なんか、すごくダサいと感じるから。
イライラすることくらいは、あるよ。
居酒屋で、最初の一杯目がなかなか運ばれてこないとか。
それでも可能なかぎり、ニコニコ顔で「まだですかー?」と聞くことにしている。
接客態度とか気に入らなかったら、早めに退店するか二度と行かなければいいだけ、、、だもの。
※この話、モノスゴ面白い。
たまに松ちゃんの話より浜ちゃんの話のほうがインパクトがある、、、ということが起こるのよね。
話を戻して、映画館でのクレームについて。
自分?
映画館に行く回数が異様に多いので、そりゃいろいろあるけれど。
映写が中断されたときも、そのまま再上映がなかったときもクレームは入れなかったよ。
だってそのあと、返金やらなにやら「ちゃんとした」フォローがあったから。
しかし「きょうしか時間が取れない」というひとも居て、けっこう怒っていたっけな。
それでは、
自分が映画館で働いていたころに受けたクレームと、観客として目撃したクレーム、それぞれ最も印象に残るものを挙げてみよう。
『平成狸合戦ぽんぽこ』(94)
50代後半のお客さんから、「音がでか過ぎる」とクレームが入る。
「申し訳ありません」といえばいいものを、まだ若かった自分は「この劇場に適した音量になっています。映画館の醍醐味を味わってください」といい返してしまったため、けっこうこじれる結果に。
いろんなひとが居ると分かった現在であれば、もちろんそんな風に返さなかっただろう。
『アレックス』(2002)
明滅を繰り返す映像、それを捉えるカメラはじっとせずに揺れたり回転したりしている。
不安定なのは映像と音だけでなく、描写もそうだった。
ギャスパー・ノエによる挑発的な映画のハイライトは、8分超に及ぶ強姦シーン。
これに腹を立てた30代後半の男性が、係員に「こんな映画をかけちゃいけない! なぜかけたんだ!?」と怒鳴っている場に出くわす。
分からないではないが、係員に罪はないわけで、ちょっと気の毒だった。
そもそも。
こういうタイプの映画であることは、予告編はもちろん、ポスター(トップ画像)からも「なんとなく」想像出来るわけで。。。
あすのしりとりは・・・
くれー「む」→「む」し。
…………………………………………
明日のコラムは・・・
『シネマしりとり「薀蓄篇」(276)』
映画のなかのクレーム、その王者といえば『フォーリング・ダウン』(93)のマイケル・ダグラスで決まりでしょう。
ファストフード店で、
(1)モーニングを頼もうと思ったら、「たった数分」間に合わずに断られる
(2)出てきたハンバーガーのサイズが、看板の写真とあきらかにちがう
で、マシンガンを取り出すと笑
ただきょうは、映画のなかではなく「映画館でのクレーム」について。
自分、映画館で働いてましたから。
ちなみに自分がサービスを「提供した」側として、「映画館以外で」受けたことのあるクレームは・・・
(1)『すき家』で働いていたころ、生煮えの玉葱入り牛丼を出してしまった
(2)ラブホテルで働いていたころ、部屋の隅の隅の隅に落ちていたコンドームに気づかず売り部屋にしてしまった
どちらも、クレームが入って当然の失態だわな。
逆に自分は、クレームを入れたことがあるか?
・・・・・。
(テイクアウトで)注文したなにかが入ってないとか、釣り銭がまちがっているとか、店員に知らせることはあるけれども、いわゆるクレーマーみたいな行為には走らない。
なんか、すごくダサいと感じるから。
イライラすることくらいは、あるよ。
居酒屋で、最初の一杯目がなかなか運ばれてこないとか。
それでも可能なかぎり、ニコニコ顔で「まだですかー?」と聞くことにしている。
接客態度とか気に入らなかったら、早めに退店するか二度と行かなければいいだけ、、、だもの。
※この話、モノスゴ面白い。
たまに松ちゃんの話より浜ちゃんの話のほうがインパクトがある、、、ということが起こるのよね。
話を戻して、映画館でのクレームについて。
自分?
映画館に行く回数が異様に多いので、そりゃいろいろあるけれど。
映写が中断されたときも、そのまま再上映がなかったときもクレームは入れなかったよ。
だってそのあと、返金やらなにやら「ちゃんとした」フォローがあったから。
しかし「きょうしか時間が取れない」というひとも居て、けっこう怒っていたっけな。
それでは、
自分が映画館で働いていたころに受けたクレームと、観客として目撃したクレーム、それぞれ最も印象に残るものを挙げてみよう。
『平成狸合戦ぽんぽこ』(94)
50代後半のお客さんから、「音がでか過ぎる」とクレームが入る。
「申し訳ありません」といえばいいものを、まだ若かった自分は「この劇場に適した音量になっています。映画館の醍醐味を味わってください」といい返してしまったため、けっこうこじれる結果に。
いろんなひとが居ると分かった現在であれば、もちろんそんな風に返さなかっただろう。
『アレックス』(2002)
明滅を繰り返す映像、それを捉えるカメラはじっとせずに揺れたり回転したりしている。
不安定なのは映像と音だけでなく、描写もそうだった。
ギャスパー・ノエによる挑発的な映画のハイライトは、8分超に及ぶ強姦シーン。
これに腹を立てた30代後半の男性が、係員に「こんな映画をかけちゃいけない! なぜかけたんだ!?」と怒鳴っている場に出くわす。
分からないではないが、係員に罪はないわけで、ちょっと気の毒だった。
そもそも。
こういうタイプの映画であることは、予告編はもちろん、ポスター(トップ画像)からも「なんとなく」想像出来るわけで。。。
あすのしりとりは・・・
くれー「む」→「む」し。
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明日のコラムは・・・
『シネマしりとり「薀蓄篇」(276)』