Cape Fear、in JAPAN

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にっぽん女優列伝(112)工藤夕貴

2019-04-27 00:10:00 | コラム
71年1月17日生まれ・48歳。
八王子出身。

公式プロフィール


80年代―危ういティーンエイジャーを鮮烈に演じた工藤夕貴(くどう・ゆうき)さん。

とくに相米監督の『台風クラブ』(85)はインパクト大でしたね、



正直、顔がタイプというわけではありませんでしたが、そんな自分でもなんかドキマギしてしまうようなエロスを感じました。


そして工藤さんは、きのう登場願った忽那汐里とはちがってバイリンガルではありません、
ありませんが、単身渡米し懸命に英語を覚えハリウッド映画への出演を勝ち取りました。

国際派の第一人者とはいいませんが、裕木奈江が「突如」デヴィッド・リンチの映画に登場したとき、最初に想起したのが工藤さんだったのです、奈江ちゃんも英語が得意だったわけではないでしょうから、工藤さんと同じように努力したのだろうな・・・って。


<経歴>

父親は、歌手の井沢八郎。
本人は「七光り」といわれるのを嫌い公表していませんでしたが、じつは業界内ではバレバレだったそうです。



まぁ難しいでしょうね、隠すのは。


12歳のころにスカウトされ芸能界入り。
中学生タレントとしてテレビCM(=お湯をかける少女)やバラエティ番組などで活躍、かわいらしいのに毒気もある個性というものを映画界が放っておくわけはありません。

というわけで84年、漫画家の小林よしのりが脚本を担当、パンキッシュな作風が持ち味の石井聰亙(現・石井岳龍)監督による『逆噴射家族』で幸運な映画俳優デビューを果たす。

価値相対主義に支配された一家を描くコメディで、工藤さんは女子プロレスラー「兼」アイドル歌手を目指す娘を熱演しています。




前述した『台風クラブ』、
『祝辞』(85)、『本場ぢょしこうマニュアル 初恋微熱篇』(87)、『花園の迷宮』(88)、『青い山脈’88』(88)。

89年―唐突に、ほんとうに唐突に、ジム・ジャームッシュによる米産インディーズ『ミステリー・トレイン』に永瀬正敏と出演、自分が映画少年を自覚し始めたころなので、工藤さんに対する認識が大きく変わりましたね。

メジャー大作ではなく、ジャームッシュ印というのがポイント高かったんですよ映画少年としては。




以降、日本/外国と分けることなく俳優活動をつづける。

『戦争と青春』(91)、『ピクチャーブライド』(94)、『ヘヴンズ・バーニング』(97)、イーサン・ホークと共演した『ヒマラヤ杉に降る雪』(99)、
内容はスカスカだったけれども、豪華俳優陣の共演だけは楽しめるハリウッド大作『SAYURI』(2005)、
『佐賀のがばいばあちゃん』(2006)、『インプリント~ぼっけえ、きょうてえ~』(2006)、成龍と共演した『ラッシュアワー3』(2007)、『L change the World』(2008)、『春よこい』(2008)、『リミッツ・オブ・コントロール』(2009)、『座頭市 THE LAST』(2010)。

『大地の詩 ―留岡幸助物語―』(2011)、『カラカラ』(2012)、『この国の空』(2015)、『俳優 亀岡拓次』(2016)、『青の帰り道』(2018)、
最新作は6月公開予定の『WE ARE LITTLE ZOMBIES』(2019)。


2017年より、静岡は富士宮市に『カフェ ナチュレ』をオープン。
雰囲気も味も評判高いので、いつか行ってみたいです。

こちら、食べログより。


次回のにっぽん女優列伝は、国仲涼子さんから。

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明日のコラムは・・・

『黄金週間企画(1)creature』
コメント (2)
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