Cape Fear、in JAPAN

ひとの襟首つかんで「読め!」という、映画偏愛家のサイト。

『Cape Fear』…恐怖の岬、の意。

黄金週間おすすめ映画

2019-04-23 00:10:00 | コラム
先週―地味な米映画『魂のゆくえ』を鑑賞、結果的にこれが、現時点における個人的なベストワン映画に躍り出た。

期待していなかったわけじゃない、神映画『タクシードライバー』(76)の脚本を手がけたポール・シュレイダーの監督作だし。



ただ、こっちの期待を軽く超す出来だったために心底驚いてしまったと。

現在公開中、敢えていおう「一部のひとだけ」に薦めたいのだが、どうかな前述したように地味な映画なので、皆さんが映画館に行き易いであろう黄金週間まで上映されているかどうか・・・。


自分?

大型連休なんか取れないよ。

「ギャラなんか要らない、金に困ってないもの」とボスに啖呵を切れる男であれば、そりゃあ30日連休でも可能だが。

というわけで、黄金週間もずっと仕事。


しかし全国民の半数以上が休みなわけでしょ?

だからこの期間に「映画館で観るべき3本の映画」を紹介しておきましょう。


『キングダム』



超のつく人気漫画の映画化。

というと『ジョジョ』の失敗―3部作のはずだが、きっと「なかったこと」にされ、第2作3作は創られない―を想起してしまうが、『アイアムヒーロー』(2016)など漫画原作の映画化に定評のある佐藤信介監督、がんばりました。
大傑作というわけではないけれども、原作ファンの不評を買う出来にはなっていないです。


『愛がなんだ』…トップ画像

主演の岸井ゆきのが、とにかくよい。




『バースデー・ワンダーランド』

わが群馬は館林が誇るアニメーター、原恵一の新作。

児童文学『地下室からのふしぎな旅』(柏葉幸子・著)をイマジネーション豊かに映画化、色彩の嵐に圧倒される。



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明日のコラムは・・・

『映画監督別10傑(47)市川崑』
コメント (2)
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