ろん「げ」→「げ」きだん(劇団)
単なるイイワケだが・・・
映画を追いかけるので精一杯であるからして、いちども舞台鑑賞しない年のほうが多いし、この世界に関して語る知識を有していない。
していないクセして、友人が所属している劇団にホンを提供したことが2度ほどある。
どっちも不評だったけどさ!
けっ!!
でもまぁ、それもなんとなく納得出来る。
映画のホンは創り慣れているけれど、舞台のホンはドシロートなんだもの。
同じ「ものがたり」「ひとがたり」ではあるものの、似て非なるもの。
よくいわれているのは、映画は時間を、舞台は空間を支配する表現。
まったくそのとおりなのです、
自分が舞台のホンを巧く書けないのも、
それから同レベルで論じていいものか不安だが苦笑、
三谷幸喜の映画がダサくなってしまうのも、たぶんそのあたりに原因があるのだと思う。
『愛の新世界』(94)
アラーキーがからんでいることや、鈴木砂羽がヘアヌードを晒していることでしか騒がれなかったけれども、けっこう見応えはあったと思う。
風俗で生計を立てながら舞台女優を目指すヒロインが、きらきら輝いていてまぶしい。
『オペラ座の怪人』(16、25、43、62、88、89、91、98、2004)
じつに9度も制作されている古典中の古典。
ぜんぶ観ているひとは、それだけでえらい!
『ファントム・オブ・パラダイス』(74)
そんな古典をロックオペラにしてしまったデ・パルマの怪作。
でも個人的には、9回も創られたオリジナルよりも胸に迫るものがあって好き。
『恋におちたシェイクスピア』(98)
凡人と同じように、恋と創作に悩むシェイクスピアがいとおしいぜ。
『コーラスライン』(85)
格好いい導入部をどうぞ。
これをリチャード・アッテンボローが演出しているというのがオドロキ。
『櫻の園』(90)
なんてことない話だが、心地よい。
素材がよいので中原俊によるセルフリメイクにも期待したけれど、ぜんぜんダメだった・・・。
『さらば、わが愛/覇王別姫』(93)
激動の時代に翻弄されていく、京劇役者たちのいきざま。
チェン・カイコー監督って、いわゆる「一発屋」かもしれないが、これは超ど級の傑作なので映画史に確実に名を残します。
『Wの悲劇』(84)
薬師丸ひろ子、大熱演。
自分の脚本の師匠・荒井晴彦が(苦手なメジャー作品で)頑張ってる笑
『幕が上がる』(2015)
観る前は、単なるアイドル映画だと思ってた。
が、最後には感動。
そういう映画好き、きっと多かったことでしょう。
『ブロードウェイと銃弾』(94)
ウディ・アレン中期の傑作。
いかにもありそうな「舞台の舞台裏」を軽妙に描いてみせた。
あすのしりとりは・・・
げき「だん」→「だん」がん。
…………………………………………
明日のコラムは・・・
『シネマしりとり「薀蓄篇」(295)』
単なるイイワケだが・・・
映画を追いかけるので精一杯であるからして、いちども舞台鑑賞しない年のほうが多いし、この世界に関して語る知識を有していない。
していないクセして、友人が所属している劇団にホンを提供したことが2度ほどある。
どっちも不評だったけどさ!
けっ!!
でもまぁ、それもなんとなく納得出来る。
映画のホンは創り慣れているけれど、舞台のホンはドシロートなんだもの。
同じ「ものがたり」「ひとがたり」ではあるものの、似て非なるもの。
よくいわれているのは、映画は時間を、舞台は空間を支配する表現。
まったくそのとおりなのです、
自分が舞台のホンを巧く書けないのも、
それから同レベルで論じていいものか不安だが苦笑、
三谷幸喜の映画がダサくなってしまうのも、たぶんそのあたりに原因があるのだと思う。
『愛の新世界』(94)
アラーキーがからんでいることや、鈴木砂羽がヘアヌードを晒していることでしか騒がれなかったけれども、けっこう見応えはあったと思う。
風俗で生計を立てながら舞台女優を目指すヒロインが、きらきら輝いていてまぶしい。
『オペラ座の怪人』(16、25、43、62、88、89、91、98、2004)
じつに9度も制作されている古典中の古典。
ぜんぶ観ているひとは、それだけでえらい!
『ファントム・オブ・パラダイス』(74)
そんな古典をロックオペラにしてしまったデ・パルマの怪作。
でも個人的には、9回も創られたオリジナルよりも胸に迫るものがあって好き。
『恋におちたシェイクスピア』(98)
凡人と同じように、恋と創作に悩むシェイクスピアがいとおしいぜ。
『コーラスライン』(85)
格好いい導入部をどうぞ。
これをリチャード・アッテンボローが演出しているというのがオドロキ。
『櫻の園』(90)
なんてことない話だが、心地よい。
素材がよいので中原俊によるセルフリメイクにも期待したけれど、ぜんぜんダメだった・・・。
『さらば、わが愛/覇王別姫』(93)
激動の時代に翻弄されていく、京劇役者たちのいきざま。
チェン・カイコー監督って、いわゆる「一発屋」かもしれないが、これは超ど級の傑作なので映画史に確実に名を残します。
『Wの悲劇』(84)
薬師丸ひろ子、大熱演。
自分の脚本の師匠・荒井晴彦が(苦手なメジャー作品で)頑張ってる笑
『幕が上がる』(2015)
観る前は、単なるアイドル映画だと思ってた。
が、最後には感動。
そういう映画好き、きっと多かったことでしょう。
『ブロードウェイと銃弾』(94)
ウディ・アレン中期の傑作。
いかにもありそうな「舞台の舞台裏」を軽妙に描いてみせた。
あすのしりとりは・・・
げき「だん」→「だん」がん。
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明日のコラムは・・・
『シネマしりとり「薀蓄篇」(295)』