Cape Fear、in JAPAN

ひとの襟首つかんで「読め!」という、映画偏愛家のサイト。

『Cape Fear』…恐怖の岬、の意。

knife

2019-06-28 05:44:16 | コラム
先日、嗜好に少し変化が見られる、このトシになって大人になった気がする―みたいなことを書いたが、得手不得手は変わりようもなく。

というわけで、不器用なところは相変わらずなのだった。

飲食店の厨房で働いた経験があっても、不器用は不器用。
自転車のメンテナンスをしょっちゅうやっていようが、不器用は不器用。

リンゴの皮をマトモに剥けないし、
自分で喰うぶんには問題ないが、キャベツの千切りは酷過ぎて他者に提供出来ない、
もちろん、取れてしまったボタンを裁縫道具を使って取り付けることだって無理。

簡単にいえば、包丁・ナイフ・先の尖ったものを使った作業はNGであると。。。

食品工場で働ていたとき、ボスに「そうやって避けていたら、いつまで経っても苦手なままだから」と、ほかの工員の3倍くらいの数の「トマトの6等分切り」をさせられたが、10日経っても2週間経っても上手にならず、ほとんど廃棄処分になったため、とうとうボスは自分を配置換えさせた。

どう頑張っても、ダメなことはあるんだ。


だからであろう、映画に登場する「ナイフ使い」にあこがれる。

きょうは、そんな「かっけーナイフ使い」の10人を挙げていってみよう。

自分が俳優だったとしても、このようなキャラは辞退するほかない、、、ということだよね。


(1)『荒野の七人』(60)

ブリット(ジェームズ・コバーン)

『七人の侍』(54)でいうと、朴訥な剣豪・久蔵(宮口精二)にあたる。

強い男は、吠えんのだ。



(2)『ワンダとダイヤと優しいやつら』(88)

オットー(ケヴィン・クライン)

熱帯魚を食べたりするヘンタイではあるものの、腕はたしか。

だからこそ、強盗団のメンバーに選出されたのである。

(3)『セブン』(95)

サマセット(モーガン・フリーマン)

どちらかというと、ヤンチャなミルズ(ブラッド・ピット)をなだめる・諭すキャラクターのはずなのに、ナイフを携帯している。

「なんだそれは?」
「飛び出しナイフだよ」

つまり、そういう危険な街に住んでいるということ。

(4)『ビバリーヒルズ・コップ2』(87)

ビリー・ローズウッド(ジャッジ・ラインホルド)

タガート「ナイフなんか持って…」
ローズウッド「護身用だよ」

(5)『タクシードライバー』(76)

トラビス・ビックル(ロバート・デ・ニーロ)

銃の「補助的役割」を果たしている・・・のかな。

(6)『ジョン・ウィック:チャプター2』(2017)

ジョン・ウィック(キアヌ・リーヴス)

ウィック「デザートがほしい」
ソムリエ「(呆れて)デザートまで?」



(7)『HANA-BI』(98)

西佳敬(ビートたけし)

チンピラの持っていたナイフを奪い、真剣白刃取りをさせる。



さすが!笑

(8)『クロコダイル・ダンディー』(86)

クロコダイル・ダンディー(ポール・ホーガン)

生きていくための必需品ってところでしょう。

(9)『ギャング・オブ・ニューヨーク』(2002)

ビル・"ザ・ブッチャー"・カッティング(ダニエル・デイ=ルイス)

義眼にナイフ。
キャラクター設定として、完璧。

(10)『ランボー』(82)

ジョン・ランボー(シルベスター・スタローン)



これひとつあれば、ランボーは無敵になれる。

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明日のコラムは・・・

『ヤクザよりヨッパライ』
コメント (1)
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