Cape Fear、in JAPAN

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にっぽん女優列伝(243)葉月里緒奈

2021-03-08 00:10:00 | コラム
75年7月11日生まれ・45歳。
東京出身。

公式Instagram

俳優活動ではなく、スキャンダルの数々で有名になってしまった感のある葉月里緒奈(はづき・りおな)さん。

ヒトサマの色恋にアレコレいうほど無粋なことはないと思っていますけど、
それでも当時は、

手塚理美のほうがぜんぜんいいのになー、どうした真田さん!!
とか、イチローよお前もか!?

とか思っていたのも事実。

ピンときてなかったんですよ、女優としても女としても。

魔性といわれるほどのひとなのか? っていう。

そんなこといって、写真集はちゃんと手にした自分(^^;)


まぁ目の前に現れたら、ひょっとしたら、くらくらするほどのエロスにやられてしまうのかもしれませんが。。。

いまはちょっと落ち着いたのでしょう、昔のわざとらしさがなくなって親近感を抱きます。




<経歴>

いわゆる帰国子女で、米国シカゴはウィリアム・フレムド高校卒。

写真家・会田我路のすすめで、92年ごろ芸能の世界に。

売り出されたころのキャッチコピーは「やる気!元気!ハヅキ!!」だったそうですけど、なんかイメージとちがうテンションですねぇ苦笑


映画俳優デビュー作は、95年の『写楽』。

決定的に狙いを外しちゃった映画だと思うのですけど、共演した真田広之と恋仲になったという報道があり、初出演にしていきなりバッシングを浴びます。

97年、ホラーの新しい可能性を提示してくれた傑作小説『パラサイト・イヴ』のイヴ役に抜擢される・・・も、ヘンなタイツヌードだったため不評を買う。

自分も、そのひとりです!



98年―女優さんの新しい魅力を発掘することに定評がある、石井隆の『黒の天使 Vol.1』に主演。

やっぱりこれが、代表作になると思うのですよね。
それでも恥ずかしい演技は散見されましたが。



映画俳優デビューさせたことからくる責任感か、あるいはほんとうに気に入ったのか、篠田正浩は『梟の城』(99)、『スパイ・ゾルゲ』(2003)に連続起用。
(こう書くと自分、ぜんぜん評価してない感じがしますけど、……まぁ、そうですね……もごもご苦笑)

翌年、「里緒菜」から「里緒奈」へ芸名変更。

ほかの作品に、『叫』(2007)や『BOX 袴田事件 命とは』(2010)など。


あらためていいますけど、「いまの葉月さん」はすごくいいと思うのです。

ですから、「いまの葉月さん」で主演作を観てみたいなぁ!と。。。

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明日のコラムは・・・

『にっぽん女優列伝(244)浜辺美波』
コメント
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