73年10月11日生まれ、自分と同級生の49歳。
台湾出身。
95年、春―ウォン・カーワァイの才能にいち早く気づいたものたちで埋め尽くされた、渋谷パンテオン。
そんな、『恋する惑星』(94)の特別先行上映まで金城武(かねしろ・たけし)さんの存在を知りませんでした。
すでに台湾ではアイドルとして大変人気があった。ことも知らず、
日本語が堪能なことも知らない。
映画では(おそらく)トニー・レオンとフェイ・ウォンのカップルのほうに人気が集まったはずですが、こりゃ逸材だぞ!と驚いたものです。
日本の一般層に名が知れ渡ったのは、深キョンとのテレビドラマ『神様、もう少しだけ』(98、フジテレビ)でしょうね^^
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1b/36/f3bb1b29d8c0b7d4a5ea85672be8147b.jpg)
<経歴>
父親は日本人・母親が台湾人のハーフ。
台北日本人学校→台北アメリカンスクールという学歴のため、日本語・北京語・広東語・台湾語・英語を話せる。すごい!!
ちなみに日本で(主にグラビアで)活躍したインリン(オブ・ジョイトイ)とは幼馴染みで仲良しなのだそうです。
スカウトされ芸能界入り。
しばらくはアイドル歌手として活動し、93年の『ワンダー・ガールズ 東方三侠2』で映画界に進出。
94年―前述した『恋する惑星』で、女殺し屋に恋をする青年を好演し一気に映画ファンの注目の的に。
彼が日本語でナンパ電話をするシーンでは、渋谷パンテオンを埋める1000人の観客がいっせいに爆笑しましたね。
『人魚伝説』(94)、『チャイナ・ドラゴン』(95)ののち、再びカーワァイと組み『天使の涙』(95)に出演、
このあたりから日本発のオファーも増えていくようになりました。
『冒険王』(96)、『世界の涯てに』(96)。
97年、日本映画『MISTY』に出演。
共演に豊川悦司・天海祐希。
芥川龍之介『藪の中』、つまり黒澤『羅生門』(50)のリメイク、、、野心は買うけどね。ここまでしかいいません(^^;)
98年には馳星周の傑作小説を映画化した『不夜城 SLEEPLESS TOWN』、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/19/e6/2abdb782e438458bb9f9dbb29f6e8c76.jpg)
2000年に『スペーストラベラーズ』、
2002年に『リターナー』に出演と・・・
・・・このあたりが、日本における「カネシロ・フィーバー」の絶頂期でしょうか。
その後もチャン・イーモウの中国映画『LOVERS』(2004)、
小西真奈美と共演した日本映画『Sweet Rain 死神の精度』(2007)、
ジョン・ウーによる二部構成の大作『レッドクリフ』(2008、2009)では諸葛孔明を演じるなど大活躍、
しかし2010年代以降は、
『The Crossing ザ・クロッシング』二部作(2014、2015)や『恋するシェフの最強レシピ』(2017)などの出演作はあるものの、それ以前に比べて極端に露出が減りました。
これは人気どうこうというより、本人の意向(=少しのんびりしたい)とのことで、またいつか映画出演が増えていくかもしれませんね^^
次回の列伝は、ガブリエル・バーンさんから。
…………………………………………
明日のコラムは・・・
『週2で映画館^^』
台湾出身。
95年、春―ウォン・カーワァイの才能にいち早く気づいたものたちで埋め尽くされた、渋谷パンテオン。
そんな、『恋する惑星』(94)の特別先行上映まで金城武(かねしろ・たけし)さんの存在を知りませんでした。
すでに台湾ではアイドルとして大変人気があった。ことも知らず、
日本語が堪能なことも知らない。
映画では(おそらく)トニー・レオンとフェイ・ウォンのカップルのほうに人気が集まったはずですが、こりゃ逸材だぞ!と驚いたものです。
日本の一般層に名が知れ渡ったのは、深キョンとのテレビドラマ『神様、もう少しだけ』(98、フジテレビ)でしょうね^^
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1b/36/f3bb1b29d8c0b7d4a5ea85672be8147b.jpg)
<経歴>
父親は日本人・母親が台湾人のハーフ。
台北日本人学校→台北アメリカンスクールという学歴のため、日本語・北京語・広東語・台湾語・英語を話せる。すごい!!
ちなみに日本で(主にグラビアで)活躍したインリン(オブ・ジョイトイ)とは幼馴染みで仲良しなのだそうです。
スカウトされ芸能界入り。
しばらくはアイドル歌手として活動し、93年の『ワンダー・ガールズ 東方三侠2』で映画界に進出。
94年―前述した『恋する惑星』で、女殺し屋に恋をする青年を好演し一気に映画ファンの注目の的に。
彼が日本語でナンパ電話をするシーンでは、渋谷パンテオンを埋める1000人の観客がいっせいに爆笑しましたね。
『人魚伝説』(94)、『チャイナ・ドラゴン』(95)ののち、再びカーワァイと組み『天使の涙』(95)に出演、
このあたりから日本発のオファーも増えていくようになりました。
『冒険王』(96)、『世界の涯てに』(96)。
97年、日本映画『MISTY』に出演。
共演に豊川悦司・天海祐希。
芥川龍之介『藪の中』、つまり黒澤『羅生門』(50)のリメイク、、、野心は買うけどね。ここまでしかいいません(^^;)
98年には馳星周の傑作小説を映画化した『不夜城 SLEEPLESS TOWN』、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/19/e6/2abdb782e438458bb9f9dbb29f6e8c76.jpg)
2000年に『スペーストラベラーズ』、
2002年に『リターナー』に出演と・・・
・・・このあたりが、日本における「カネシロ・フィーバー」の絶頂期でしょうか。
その後もチャン・イーモウの中国映画『LOVERS』(2004)、
小西真奈美と共演した日本映画『Sweet Rain 死神の精度』(2007)、
ジョン・ウーによる二部構成の大作『レッドクリフ』(2008、2009)では諸葛孔明を演じるなど大活躍、
しかし2010年代以降は、
『The Crossing ザ・クロッシング』二部作(2014、2015)や『恋するシェフの最強レシピ』(2017)などの出演作はあるものの、それ以前に比べて極端に露出が減りました。
これは人気どうこうというより、本人の意向(=少しのんびりしたい)とのことで、またいつか映画出演が増えていくかもしれませんね^^
次回の列伝は、ガブリエル・バーンさんから。
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明日のコラムは・・・
『週2で映画館^^』