Cape Fear、in JAPAN

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令和版・海外俳優列伝(54)カール・ウェザース

2023-02-08 00:10:00 | コラム
48年1月14日生まれ・75歳。
アメリカ出身。

・・・って誰?というひとも、この画像でピンとくるでしょう。


そう、アポロさんです^^
モデルはモハメド・アリ、自信満々で饒舌で陽気なファイターを軽快に演じて、ウェザースの代表キャラとなりました。

※アリは、ほんとうにこんな感じだものね。ちょっとやり過ぎだけど(^^;) しかしJBのギャラはいくらだったのだろう。。。 



<経歴>

俳優である前に、元アスリートとして有名。
フットボーラーとして注目され、オークランド・レイダースなどで輝かしい成績を残す。
(そんな経歴なので、米オリンピック委員会の委員も務める)

74年、この身体性を売りにして俳優業へ。

映画俳優デビュー作は、75年の『女記者フライデー/謎の暗殺計画』。
恥ずかしながら、これは未見なのでなんともいえません。

翌年の76年―オスカー受賞作『ロッキー』で宿敵アポロ・クリードを熱演、
タイトルロールを演じたスライが大スターになったのは日本でも知られたところだけれど、
ウェザースが「スポーツ界から転身した俳優のなかで、最も成功した人物」とまで評価されたことは、あんまり知られていないのでしょうね。

実際そうなんだろうな、と思います。
ミルコ・クロコップも映画に挑戦しましたが、評価は低めだったものなぁ。。。

アポロ役は好評で、パート2(79)、パート3(82)、そして、なんと試合中に死してしまうパート4(85)までレギュラー出演を果たす。

スピルバーグの『未知との遭遇』(77)、『タッチダウン』(77)、『ナバロンの嵐』(78)、『デス・ハント』(81)、『マッチョ刑事』(86)などに出演するも、やはりアポロのインパクトには敵わない・・・と、誰もが「結論づけていた」87年、スライのライバルとされていたシュワ氏のアクション『プレデター』に参加。

みんなプレデターの造形とシュワ氏の活躍、映画マニアでもジョン・マクティアナンの演出くらいしか言及していなかったものの、ウェザースの演技すごくよかったと思うんです。


その勢いに乗り、『アクション・ジャクソン/大都会最前線』(87)に堂々の主演、


そういえばこの時代、アクションをこなすマッチョな黒人俳優さんって少なかったものね、こういうのがもっと量産されてよかった気もします。

ほかの作品に・・・
『黒豹刑事ブレイカー』 (88)、『ハリケーン・スミス』(90)、
『リトル★ニッキー』(2000)、『バトル・オブ・パシフィック』(2012)、
そして2015年には「回想」という形でロッキー番外編『クリード チャンプを継ぐ男』に出演、ファンを喜ばせてくれました。

もうアポロがリングに立つことも、リングサイドに居ることもありませんが、その息子の物語が紡がれ始めて、えがったえがった^^

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明日のコラムは・・・

『令和版・海外俳優列伝(55)ガイ・ピアース』
コメント
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