Cape Fear、in JAPAN

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『Cape Fear』…恐怖の岬、の意。

日本女優別10傑(43)志田未来

2023-02-26 00:10:00 | コラム
~志田未来のキャリア10傑~

『14才の母』(2006・日本テレビ)を演じていた子がいつの間にか29歳になっていて、なおかつ奥さんだというのだから、時の流れの「残酷なまでの」異様な速さを痛感しますわな。

この女優10傑で、じつはいちばん10本の選出に難儀したひと。
ドラマのほうが挙げやすかったかも。

だったら取り上げなくてもいいのだけれど、未来ちゃん割と好きなのでね(^^;)



(1)『誰も守ってくれない』(2009)

殺人事件の「余波」を受けつづける、加害者側を描いたドラマ。

君塚良一の偏見と決めつけに満ちたホンと演出(しかしなんと、本作でモントリオール脚本賞受賞!)はいろいろと問題がある、、、ものの、佐藤浩市や未来ちゃんの熱演によって「なんとか」鑑賞に耐え得る作品にはなっている。



(2)『おかあさんの木』(2015)

国語の教科書にも載っていた有名な戦争文学の映画化、主演は鈴木京香。

未来ちゃんは、田辺誠一の娘役。



(3)『窓辺にて』(2022)

とくにオタク界隈から支持を集める俊英、今泉力哉による恋愛映画。
主演は、稲垣吾郎。


(4)『ラプラスの魔女』(2018)

東野圭吾の原作小説を三池崇史が映画化、主演は櫻井翔&広瀬すず。

アタリハズレを繰り返す三池印のなかではハズレのほうだとは思うけれど、櫻井翔の助手を演じる未来ちゃんのとぼけた感じはよかった。



(5)『遺体 明日への十日間』(2013)

3.11のルポルタージュ『遺体 震災、津波の果てに』の映画化。

誠実な創りは好感が持てるが、意図が「報道では伝えきれていない現状を」にあるのだとしたら、もう少し突っ込んでもよかったのではないか。


(6)『食堂かたつむり』(2010)

小川糸による原作小説の映画化。

柴咲コウもブラザートムも、女子高生役の未来ちゃんも適役だとは思うが、ホンがどうにも宙ぶらりんで、演出も俳優の演技というか存在感に頼っちゃっている感じに見えました。


(7)『POV〜呪われたフィルム〜』(2012)

ホラー映画だが、面白いのは俳優・志田未来「本人」として出演しているところ。

POVとは「Point of view」の略で、「~の視点=演者の視点がそのまま映像になっている」という意味。



(8)『映画 ST 赤と白の捜査ファイル』(2015)

日テレによる連続ドラマの映画版。
未来ちゃんは、警視庁科学捜査研究所の文書鑑定担当。


(9)『泣き虫ピエロの結婚式』(2016)

「日本感動大賞」大賞作品の映画化。

見習いピエロの未来ちゃんは、とりあえずひたすらかわいい。


(10)『母べえ』(2008)

山田洋次×吉永小百合、もうこれだけでお腹いっぱい(^^;)なのだが、未来ちゃんは娘役です。


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明日のコラムは・・・

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