Cape Fear、in JAPAN

ひとの襟首つかんで「読め!」という、映画偏愛家のサイト。

『Cape Fear』…恐怖の岬、の意。

つくづく、「いま。」じゃなくてえがった(^^;)

2023-02-25 00:10:00 | コラム
こういうのは、ときどき連鎖が起こって問題になる。

少し前はバイトが職場で悪ふざけした動画(バイトテロ)が拡散、
その後「おでんつんつん男」が逮捕され(のちに不起訴)、
今度は回転寿司などが標的にされたと。

犯行現場を「自ら撮影」し、「動画が拡散」されたことによって発覚した点で共通しているし、そこが現代的だなぁと。

彼ら彼女ら(まぁ主に「彼ら」か)にきつくお灸をすえるべき―という世論に同意しつつ思うのは、

自分が過ごしたガキの時代が、つくづく「いま。」じゃなくてえがった、
悪事が広まったとしても「町レベル」で済んでえがったなぁ! ということ。

まちがいなく自分、彼ら彼女らと同種のガキだったもん。
スマホがあればSNSがあれば、同じことするガキだったもん。

だから「世も末だ」「いまのガキは」みたいな論調では叩けない。

それで擁護する気はもちろんなく、徹底的に懲らしめるべきだとは思うけれどね。

いつの時代だってしょーもないことをするガキは居るのだから、その時代にあわせた罰を喰らわせるのがいちばんよいはずです。


※いかにも現代的な「子どもの遊び→犯罪」を描いた『ブリングリング』(2013)と、


無邪気ではあるが、国レベルであたふたすることになる、数十年前の少年少女を描いた映画『ウォー・ゲーム』(83)。


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明日のコラムは・・・

『日本女優別10傑(43)志田未来』
コメント (2)
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