Cape Fear、in JAPAN

ひとの襟首つかんで「読め!」という、映画偏愛家のサイト。

『Cape Fear』…恐怖の岬、の意。

ウィリスがんばれ!

2023-02-27 00:10:00 | コラム
肉体派スターとして80年代末にその才能を開花し、
スキンヘッドにしたおかげで、なぜかシリアスな演技もこなせるようになっていったブルース・ウィリス67歳が「失語症」を理由に引退を発表したのは「つい先日のこと」、

その症状が想像以上に深刻であったことが数日前に明かされた、

前頭側頭型の認知症だという。

えっ、、、さすがにショック。


「失語症」報道を受けて「ラジー賞」の候補から除外したのは「ジョーク団体」としてダサいとは思ったが、まぁ、うろたえるのは分かる。

映画ファンからの復活待望論もエールへと変化していったし。

自分もそう、
というわけで今宵は、ウィリスのキャリア5選+αを展開してエールを送ってみようと思う^^


(制作順)

『ダイハード』(88)

何度観ても楽しめるアクション映画の金字塔。
じつは原作小説は「もっと、もっと暗い」展開なのだが、この映画の成功(の一部)はマクレーンのユーモア精神にあって、ずっと愚痴をこぼすキャラクターはウィリスにぴったりとハマった。



『パルプ・フィクション』(94)

「あなたの名前は?」
「ブッチ」
「ブッチ、、、由来は?」
「この国の名前に由来なんて…」

日本刀で逆襲するウィリス、最高でした。


『12モンキーズ』(95)

じつにギリアムらしい、毒のこもった哀しきSF。

このあたりから「どんな演技も出来るのかも…」と映画ファンも思うようになってきたかな。



『アルマゲドン』(98)

とはいえ、派手で大味なビッグバジェットがよく似合う。

力技で泣かせにくるマイケル・ベイ、ぜんぜん嫌いじゃないです^^


『シックス・センス』(99)

「カブキモノ」シャマランが、カブキ特性を控えめにして展開したスリラー。
オスメントくんの天才子役ぶりとオチしか言及されなかったと思うが、ウィリスの抑えた演技も素晴らしかった。



『デス・ウィッシュ』(2018)

(穴は散見されるが)キャリア後期の代表作といっていいでしょう。
一般市民が「ひとり」自警団を始める映画は多いし、その元祖ともいえる名画のリメイクだが、ブロンソンにしてもウィリスにもしても、最初から「モノがちがうんだよ、モノが」感は強いんだよね(^^;)


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明日のコラムは・・・

『派遣の性』
コメント (2)
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