しりとり、今年最後の投稿です^^
な「み」→「み」ちとのそうぐう
好きな映画監督を、10人挙げてみます。
マーティン・スコセッシ
ギャスパー・ノエ
黒澤明
大島渚
今村昌平
ブライアン・デ・パルマ
塚本晋也
ポール・トーマス・アンダーソン
原一男
そして、
スティーブン・スピルバーグ。
通称スピちゃん。
80年代ハリウッド映画で育ってきたものとして、このひとを外すわけにはいかない。
映画の王様。
新規映画ファンにとっては、「かつての」を頭につけたほうがよいのかしら?
ノンノン!
いまだって、やはり映画の王様です。
映画監督としてのスピルバーグは「ふたり」存在します。
「白いスピルバーグ」と、「黒いスピルバーグ」。
SFだけに限定してみても・・・
前者が『未知との遭遇』(77)と『E.T.』(82)、『フック』(91)など。
後者が『A.I.』(2001)や『宇宙戦争』(2005)など。
「子どもに観せたいもの」と、「ある程度の年齢になって、自分の意思で観てもらうもの」といいかえてもいいかもね(^^;)
さて、そんな『未知との遭遇』が本日のテーマ。
原題『Close Encounters of the Third Kind』を直訳すると、『第三種接近遭遇』。
ガキのころ。
金曜ロードショーだったかな、地上波で放映された際、仕事から帰ってきた父親が「なにを観ているんだ?」
「『未知との遭遇』だよ」
「宇宙人モノか」
「よく分かったね!」
「だって、未知だろう」
父親がいちばん忙しく働いていたであろう時期に公開された映画だし、父はそもそもSFに明るくない。
のに、タイトルだけですぐピンときたことに驚いちゃったり。
自分、まだガキだったから「未知」「遭遇」ということばが何を指すのか分かってなかったんだよね。
各地に出没する謎のUFO。
出没にともない停電も発生するため、電気技師であるロイは調査を余儀なくされるのだが…。
ロイをリチャード・ドレイファスが、
その妻ロニーをテリー・ガー(合掌!涙)が好演、
また、UFO学者をフランスの天才監督フランソワ・トリュフォーが演じていることも話題に。
繰り返すが本作のスピルバーグは「白系」なので、異星人との争いは起こらない。
SFを大雑把に分ければ平和路線か戦争路線かとなり、この映画は前者だということ。
だからというのもあるのか、この映画に登場する異星人のデザインは、『A.I.』で描かれる流線型?というのか、スマートで余分なところが削ぎ落され洗練としている。
「科学的な検証・発想から導き出された」といわれてもいるイカみたいなデザインの異星人は『宇宙戦争』で登場しますが、
触るものみな傷つける・汚すような醜い見た目の異星人がですよ、高度な文明や技術を有しているとは思えないのですよ。
美麗なUFOを組み立てる?にしても、部品のひとつひとつが汚れちゃうんじゃないの?みたいな(^^;)(^^;)
だから「白系」に登場する異星人のほうが、リアルな気がするのでした。
(『E.T.』も、ぎりぎり洗練されていると思うことにする!!(^^;))
異星人との交流で使用される音楽は、『星に願いを』。
このあたりもまた白系スピルバーグらしくって、じつによいではないですか。
異星人による大殺戮を描いた『宇宙戦争』を撮ったひとととは思えぬ、じつに爽やかなエンディングなのであります!!
以上、本年最後のしりとりでした^^
来年最初のしりとりは・・・
新年なのに、こんな内容で(^^;)
みちとのそうぐ「う」→「う」ばすてやま。
…………………………………………
明日のコラムは・・・
『10年前はイタタタタタタタタタタタタタタ…でした(^^;)(^^;)』
な「み」→「み」ちとのそうぐう
好きな映画監督を、10人挙げてみます。
マーティン・スコセッシ
ギャスパー・ノエ
黒澤明
大島渚
今村昌平
ブライアン・デ・パルマ
塚本晋也
ポール・トーマス・アンダーソン
原一男
そして、
スティーブン・スピルバーグ。
通称スピちゃん。
80年代ハリウッド映画で育ってきたものとして、このひとを外すわけにはいかない。
映画の王様。
新規映画ファンにとっては、「かつての」を頭につけたほうがよいのかしら?
ノンノン!
いまだって、やはり映画の王様です。
映画監督としてのスピルバーグは「ふたり」存在します。
「白いスピルバーグ」と、「黒いスピルバーグ」。
SFだけに限定してみても・・・
前者が『未知との遭遇』(77)と『E.T.』(82)、『フック』(91)など。
後者が『A.I.』(2001)や『宇宙戦争』(2005)など。
「子どもに観せたいもの」と、「ある程度の年齢になって、自分の意思で観てもらうもの」といいかえてもいいかもね(^^;)
さて、そんな『未知との遭遇』が本日のテーマ。
原題『Close Encounters of the Third Kind』を直訳すると、『第三種接近遭遇』。
ガキのころ。
金曜ロードショーだったかな、地上波で放映された際、仕事から帰ってきた父親が「なにを観ているんだ?」
「『未知との遭遇』だよ」
「宇宙人モノか」
「よく分かったね!」
「だって、未知だろう」
父親がいちばん忙しく働いていたであろう時期に公開された映画だし、父はそもそもSFに明るくない。
のに、タイトルだけですぐピンときたことに驚いちゃったり。
自分、まだガキだったから「未知」「遭遇」ということばが何を指すのか分かってなかったんだよね。
各地に出没する謎のUFO。
出没にともない停電も発生するため、電気技師であるロイは調査を余儀なくされるのだが…。
ロイをリチャード・ドレイファスが、
その妻ロニーをテリー・ガー(合掌!涙)が好演、
また、UFO学者をフランスの天才監督フランソワ・トリュフォーが演じていることも話題に。
繰り返すが本作のスピルバーグは「白系」なので、異星人との争いは起こらない。
SFを大雑把に分ければ平和路線か戦争路線かとなり、この映画は前者だということ。
だからというのもあるのか、この映画に登場する異星人のデザインは、『A.I.』で描かれる流線型?というのか、スマートで余分なところが削ぎ落され洗練としている。
「科学的な検証・発想から導き出された」といわれてもいるイカみたいなデザインの異星人は『宇宙戦争』で登場しますが、
触るものみな傷つける・汚すような醜い見た目の異星人がですよ、高度な文明や技術を有しているとは思えないのですよ。
美麗なUFOを組み立てる?にしても、部品のひとつひとつが汚れちゃうんじゃないの?みたいな(^^;)(^^;)
だから「白系」に登場する異星人のほうが、リアルな気がするのでした。
(『E.T.』も、ぎりぎり洗練されていると思うことにする!!(^^;))
異星人との交流で使用される音楽は、『星に願いを』。
このあたりもまた白系スピルバーグらしくって、じつによいではないですか。
異星人による大殺戮を描いた『宇宙戦争』を撮ったひとととは思えぬ、じつに爽やかなエンディングなのであります!!
以上、本年最後のしりとりでした^^
来年最初のしりとりは・・・
新年なのに、こんな内容で(^^;)
みちとのそうぐ「う」→「う」ばすてやま。
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明日のコラムは・・・
『10年前はイタタタタタタタタタタタタタタ…でした(^^;)(^^;)』