まいぱん日記

身近なあれこれ、植物のことなど

洗礼祭

2015年01月19日 | めぐちゃん便り
今日1月19日はロシア正教の主の洗礼祭(神現祭)。
ロシア各地で氷の張った川や湖に水着で入る人々の姿が見られることでしょう。

今日の寒さはロシアでも格別だそうです。日本では明日が大寒ですから、一番寒いのは
大体今ごろなのですね。
日本では大寒に汲んだ水は体によいとか腐らないといいます。
父母も大寒の朝、井戸の水を汲んでいました。
ネットではペットボトル入りの大寒の水が売り出されていますね。体によさそうー。

ロシアでも教会で洗礼祭で成聖(聖別)された水は大事にされます。多分そうでなくてもこの日の水は病気を治すなど、大事にされているはずです。
ソ連が崩壊して、1、2年あと、ロシアのニジェゴロド州の聖なるスヴェトロヤール湖にいったことがあります。神聖な町が沈んでいるとの伝説があり、昔から旧教徒のメッカです。
人里離れた静かな、本当に美しい湖でした。画像 → こちら
一緒にいったロシア人がもってきたボートで白水連とコウホネの花が水面をおおう湖上にも漕ぎ出しました。



この湖の水はくさらないときいて、一緒にいったWさんはびんに水を汲んでいました。薬効があるとか・・・。

そうそう、それを話してくれたのは、地元の方で湖についてお話をしてくれたこの方だったかもしれません。



「洗礼祭には水を汲みに来ますか」ときいたら、「毎年早朝にきます。その水で妻とお茶をいれて飲みます」といわれてました
たしか崩壊まえは党の役員をされていたひとで、つまり共産党の役員でも洗礼祭には水を汲んでいたっ。
そこで同行してくれた地区のもっと偉い女性は「あらっ、○○さんたら」って笑ってましたね。

  こちらは湖に行く途中の町で荒れ果てた教会を一生懸命にお掃除して、飾っていた
  おばあさんと撮った写真です。



  えっ? どのおばあさんかわからない?
  下の写真の右のおばあさんですよ(笑)

富士山の大寒の水、買おうかしら? 浄化されそうですもの。

宮城県とニジェゴロド州は経済協定を結んでいるそうです。http://www.pref.miyagi.jp/soshiki/ftp-kokusai/nizhny.html

   下の方にスヴェトロヤール湖の写真が出てます。

コメント (4)
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