毎年晩秋になると山々が鮮明に見えるようになります。ところが今年はどうも様子がちがいます。
多分暖冬のせいなのでしょう。
それでも葉を落とした木々を通して甲斐駒ヶ岳とそれに連なる山々が見えるようになりました。
太陽はもっと右側に沈むのですが、その様子も木々の向こうに追えます。
今回は雑草もイガもないので、割合ゆっくりできたので、散歩に出てみました。
ハアハアしながら坂道を上ったら、開けた場所に出ました。
真ん中よりちょっと右側の一番盛りあがっている山が甲斐駒(ヶ岳)です。左よりのよーく見ると連なる山並みの後ろで遠く白っぽく見えるのが北岳、それより左に鳳凰三山があります。
手前のナナカマドは上の方の枝に赤い実をつけていますが、そのうしろの栗の木は見事に落葉しました。
定住して10?年目くらいのお隣のⅠさんとおしゃべりしていたら、地元のKさんがやってきて、今度は3人でおしゃべり。
毎年庭が栗のイガ、つぎに落葉でうまる話をしたら、Kさんにあっさりと「伐っちゃいなよ」といわれました。栗の木がなくなったら ずい分楽になるだろうけど、私たちが来る前からここにずっと生えてきたこの木を伐ることはできそうにないです。
道をへだてたこの先に松やら檜やらが植えられていて、最近松の木が伐られ、わが家から富士山が見えるようになりました。
朝6時なら朝焼けを背に鮮やかに浮かび上がる富士山が撮れたのですが、宵っ張りなのでいつも起きると太陽は富士山をはなれてしまっているのでした。
そうそう、白椿ですが、家の中では咲きましたが、外では花は見られませんでした。
写真はこれしか撮ってこなかったようです。
真直ぐに突っ立っているカラ松の先にある緑の葉のしげみが白椿です。
着いた時、時期はずれにコルチカムが咲いていたので驚きました。
やっと咲いてるといった様子でしたが、帰ってくる日もこのままの姿で咲いてました。