猛暑の八王子から北杜市の標高1000メートルの家にいっても、暑い!
八王子なら外から汗だくで帰宅してもエアコンのきいたリビングにもどれば、汗はすーっとひいてしまいます。ところが汗びしょと熱気はそのまま、エアコンがあったらなーと思いつつ扇風機にはりつくのでした。
ところが風が吹けば、家のなかは涼しく快適。夜 夫が「さむいっ!」といったこともありました。
雑草のなかでユリが目立ちました。


向こうに↑見える八重咲きのユリです。

ヤマユリが好きで何度かこの庭に植えたのですが、しばらくするとなくなってしまいました。
今咲いているユリはここ2,3年で植えたものばかりです。

ルナリアは庭のあちこちですっかりドライフラワーになっています。

涼しい時間には相も変わらず草とりをしたのですが、
6月に名前を知りたいと撮ったこのはかなげな三つ葉のつる草が

いたる所で成長して、近くにある草花の茎をぎりぎりと締めつけるように巻きついているのでした。
このつる↓は巻きついている草花より伸びてしまったので巻きつく先をさがしています。

夏から秋に花を咲かせ、枝豆のようなさやをつくり、そのなかに豆を3粒実らせます。
草取りというか、根っこを引き抜くたびにこの草の名を知りたいと思いつつ、分からなかったのでした。
でも今回家に帰ってから、ネットで調べるとけっこうすぐに分かりました。
ヤブマメのようです。
ネットにはヤブマメがなんと万葉集にでてくるとありました。
「道の辺の 荊(うまら ノイバラのこと)の末に 這ほ豆の からまる君を 別れいかむ」
この「豆」がヤブマメのことなのだそうです。万葉集でうたわれていたとは、恐れ入りました。 さぞしつこく「君」にからみついたことでしょう。
さらに「ヤブマメ駆除」で検索。
非常に有益なブログ記事を見つけました。
「東谷、メドウ便り」ヤブ豆の駆除 (yoka-yoka.jp)
根っこをひきぬくだけではだめなのですね!
ヤブマメは地下に地上より立派で大きくおいしい豆を一粒実らせているのだそうです。私はまったく気づきませんでした。
ヤブマメはやっかいなばかりか、したたかな雑草、しかも古く万葉集でうたわれていることが判明したのでした。