今日はオリヅルランの花が4つ咲きました。
下に落ちているのは咲き終えた花がらです。
すぐに散ってしまうのではなく、また咲くのかしらと思わせるつぼみのような状態(左上)がつづいてから
こうして落ちるのです。
現役の方は忙しいので今回も会誌の原稿が足りなくて、老人は時間があるから質より量で貢献できるかなと手をあげました。
前に書いてあった原稿があるからかんたんと思ったのに、調べるのが大好きな私はこの期に及んで時間もないのに調べてばかりいて、
あと2日というのに、まだ70パーセントくらい。
何についてかというとロシアのハシバミについてです。樹木ではハンノキとともにその年一番先に咲いて、垂れ下がる
イヤリングのような花序から猛烈に花粉を飛ばします。現在はモスクワで3月下旬が目途ですが、100年でおよそひと月弱はやまってます。その年の気象条件で違いますが。モスクワでは2月から花粉症が発症するんだそうで、それは南で早く咲いているハンノキやハシバミによるものです。さらに温暖化の影響で飛ぶ(開花して)時期は早まりつづけ、花粉量は増えつづけると学者がいっているそうです。
ハシバミの開花に神経を集中させているのは、養蜂業者も同じです。開花に合わせて冬の保管小屋から蜜蜂の巣箱を外に出します。ハシバミは蜜源植物第1号なのだそうです。蜜蜂が持ち帰る花粉で女王蜂は産卵の準備をととのえ、養蜂シーズンは動き出します。
ああ、原稿、原稿が・・・・ (笑)
ハシバミはオ(ア)レーシニクあるいはレシーナというんですが、オレーシニクと検索すると今使われている「ロシアの弾道ロケット?」が出てきます。ロケットの愛称らしいのです。
みなに愛着をもたれている「オレーシニク」をそんなものの名称にするなんて、やっぱり嫌な人たちです。
ウクライナが心配。