自分のことでも、友人のことでも、知人のことでも、知らないひとのことでも、ちょっとしたことで犬は心の友と思うときがある。
最近では、3月11日東日本大震災関連のテレビ番組で、愛護団体に保護されている犬が避難生活中の飼い主に会いにいったときの様子を見てそう思った。
仮設住宅で一人暮らしのお年寄りと犬が再会する。一年に一回しか会えないのに、犬はちゃんと飼い主を覚えていて、無条件に喜ぶ。犬の飼い主へのたしかな信頼感は、おばあさんのひとり取り残されていくのでは?の心細さを一瞬だけど忘れさせてくれる。ただただかわいい、かわいいと犬の頭をなでるおばあさん。
犬はこのおばあさんの心の友だなと思いながら、このおばあさんのような方のためになんにもしていない自分がもどかしかった。
なにかできることが、あるだろうか。
今年も雪割草が咲きました。
震災後、犬が人の精神のよりどころになっているんですね。なにもできないという気持ちです。今年はとくに感じました。
もう3,4年はたちますね。えー、こんなに葉っぱがちいさいと思っていたら、花がさいてゆくうちにおおきくなってます。咲く期間も長いし、いいです。
3月しか考えないのでは、仕方ないですね。
犬が近くにいたら、わんちゃんの近況たよりくらいはお知らせできますね。でもいないんだから。