くるくる新聞第43号(1980年9月22日)父の従妹の川畑秀子さんの寄稿です。
「ある晩祖母が「こんな晩には鯉でも食べたいものだ」と云いましたら、
その晩寝てからミケが起こすので起きてみると、隣の家の池から鯉を
とってきて枕元に置き、祖母に食べろ(猫語でしょう)というのだそうです。
「いいからお前が食べろ」と云っても食べないので、料理して食べさせたという話、
子どものころよく聞きました。
その猫は十七年も生きて、死ぬまで子どもを産み、終わりには一匹ずつだったという事です。
母は小さい時、この猫によく頭を叩かれたそうです。」
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