まいぱん日記

身近なあれこれ、植物のことなど

ロシアの二月

2015年02月04日 | ロシア
朝起きたときは雨だったのに、今外を見たら雪まじりの雨になっています。
外出の予定がなくて、家から降りつづく雪を見るのは好きです。
でも大雪に悩む地方の方たちやお勤めされている方のことを考えると
降っても雨で終わってくれるといい・・・・?



   言い習わしから見た ロシアの二月

1 気象

 二月に友ふたり、吹雪と雪嵐

 二月は吹雪が強く、三月には雫(しずく)が盛ん

 二月は雪が、四月は水が多い

 厳寒の月二月が聞いている、どうやって足を防寒するか

2 春との出会い

 二月に冬と春は初めて出会う

 二月が春をつくる

 二月にはスズメが喉を潤す

 二月、激しいマロースは夜だけ
 
 二月の父さん、冬から角を突き落とす

 二月は冬に鍵かける

3 予兆

 強力なマロースの二月なら冬は短い

 暖かい二月は寒い春をもって来る

 二月が寒くないと、三月はそれを悪く思う

 二月の長い氷柱は長い冬を予告する

 二月に樹氷が多いと蜂蜜がたくさん取れる

ロシアの農民たちの言い習わしによれば、二月(今の暦だと2月13日から3月13日)は
初旬に厳寒と吹雪の冬が支配し、徐々に春へと道をゆずってゆくのが収穫には望ましい。
月初めの豊富な雪は、のちに大地を潤し、作物にとって大切なお湿りとなる。
早すぎる春はその後冬の戻りを招く。


                    
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石井桃子さんの本から ① 「スミレ」 

2015年02月02日 | 植物
石井桃子さんの『家と庭と犬とねこ』、読み終わるのが惜しくて大事に少しずつ、少しずつ読んでいたのですが、読み終わりました。
2008年に101歳で亡くなられたそうですから、4.50代にいろいろなところに書かれた、いわゆる雑文が集めてあります。
思っていたよりずっと芯のつよい、自分を持っていた方でした。言いかえると自分が見て感じていること、考えていることから周囲を見て、生き方も選べるひとといったらいいでしょうか。(くどいっ!)



鮮やかに私の印象にのこったのはこうした文章です。

「その後、私の一生の友だちとなったスミレを、本当に美しいと思って見ほれたのも、「古い汽車道」でであった。」

「私が自分で見つけて、これこそ、自分のスミレときめたのは、……細長い葉がスッスッと何本か根元から出ていて、そこからスウと立ち上がった何本かの茎には、一本に一輪の濃紫の花がうなだれて咲くという、あの種類である。この種のスミレが、「汽車道」のあちこちに群れ咲いていて、日に輝いているのを見ると、幼い私は、何ともいえない満足感でゾッした。」

幼いときにぞっとする満足感を与えてくれ、別のときにはなんとしてもほしい「所有慾」から「盗んだ」スミレはどんなスミレでしょうか。

「 ……これこそ原始的にただ「スミレ」と呼ばれている種類なのだと知った。それ以来、私のそばには、毎年春になると、「スミレ」が咲いて、私を喜ばしてくれている。

これです。
http://www.mitomori.co.jp/hanazukan/hanazukan2.4.61.html

あなたには「一生の友だち」の花はありますか。
それは幼いときからのものでなくて、今からのでもいいわけですし、そう呼べるものをもつことはまっすぐに自分らしく生きられることでもありますね。
コメント (4)
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つづき//わが家のちっちゃな雪の情景

2015年02月01日 | めぐちゃん便り
 めぐちゃん便り byめぐぱぱ

まいままさん、雪はどうですか。
先ほどTVで高尾山積雪状態を放映していて 
結構積もっていましたよ。

通称、物集女街道から見た古墳です。



めぐは前の歩道を行ったり、



後ろ側に廻って更に奥の方を目指します。



まいままさん前回は物集女にルビを振るのをうっかりしまして
ごめんなさい、お手数をおかけしました。

向日市には結構難読な地名がありまして、
ちなみに少し紹介しますと、向日市、長岡京市の総称した地名を
乙訓(おとくに)地方と呼んでいますし、長岡京大極殿跡は
鶏冠井町(かいでちょう)にあります。



いえいえ、ただの好奇心です。
でもさすが歴史のある地方、地名の読み方にも古代を感じますね。
それに古墳がこんなに街道沿いにあるとは驚きです。
だだの街道とはちがい、どんな感じがするものでしょう?


                              

   わが家のちっちゃな雪の情景

降ったことは降ったのですが、水気の多い、べちゃべちゃ雪でした。
今朝ベランダから高尾山方面を見た眺めです。



ひよどりが姉の小さな畑に伸びている野菜の若芽を一生懸命につついてました。



雪の中のスノードロップ。



芽を伸ばしはじめたコバイモはいきいきと生気にあふれています。
春ちかし。



   雪が降る前日取り込み忘れた茗花は雪をかぶっても元気です。
   小さいながら茎の先につぼみが見えます。

   
コメント (4)
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