ばあちゃんの代理でお施餓鬼に行ってきました。
お経が終わってお茶の時間、久しぶりに会った下の地区の人と話をしました。
一昨年、2年数か月の入院生活をしていた71歳の旦那様を見送った方です。
その方は9歳年下だそうで、何と17歳何か月で半ば強制的な結婚をしたのだそうです。
世間的にはいろいろ問題のある旦那様でしたが、奥様にはとても優しかったようで、
毎日けんかをしながらも奥様は精一杯尽くし、二人で外国旅行もたくさんしたとか。
旦那様が亡くなって数か月の間、物を食べても味を感じない程がっくりしてしまった時、
たくさん飼っていた犬たちが慰めてくれて、何とか立ち直ったそうです。
辛い人生だったのではと勝手に想像していましたが、実情は違うことを知りました。
家に帰って来たら、2メートル近く伸びた枝の先にピンクのバラを見つけました。
何十年も細々と生きているバラ、細々とがいいのかなと思います。