長屋の裏の土手は高いので、2連はしごを使って草を刈ります。
日陰なので草の伸びは少ないですが、上の段に出ているクズが半端ではありません。
クズは元を切ると、切ったところから何本もの茎を出して伸びていきます。
すごいことになっていたので、意を決して始めることにしました。
何と先に行ったばあちゃんは、梯子を上って土手の上の少し平らな場所にいました。
クズのつるとクヌギの木を切っているのを見て、1年前を思い起こしました。
去年の今頃は体が動きにくい原因がまだ分からず、どうもおかしいと悩んでいたころです。
私はちょっと心配しつつ、春野町で開催されたラブファーマーズ・カンファレンスに参加して、
3泊4日の貴重な体験をして帰って来た日でした。
ばあちゃんは自分で「80ばあさんのやることじゃないけど。」と言いながら、やっています。
転ばないようにということは、私も繰り返し言っていますが、本人が一番自覚しているはず。
写真の場所が終わって、ばあちゃんはゆっくり降りて来ました。
この後は上に平らな場所が無いので、私が梯子を移動させながらハサミで切っていき、
ばあちゃんは、落とした大量のクズのつるや木の枝を片付けて行きました。
やり終わって、さっぱりしたのを眺めて、二人で満足しました。