去年裏の斜面に作った道の拡幅工事?を始めました。
細くても足場があると、草刈りがぐんと楽になりました。
この斜面はカヤは少なくてチガヤがいっぱい、セイタカアワダチソウも
だんだん増えてきたので、これ以上増殖させないようにしたいです。
この鍬、タケノコ掘り用として12年位前に買った物です。
5000円ちょっとだったと思うのですが、これ1本で全ての道を作って来ました。
掘っていると石にぶつけてしまうことも多く、刃がへこんでいる部分もあります。
今日は道を掘りながらふと、(この鍬は私の家族だね。)と思いました。
私にとってこの鍬は一番大事な道具なのに、いつも使いっぱなし。
立てかけて置いて、使う前に水につけ、使い終わるとさらっと土を落とすだけ。
刃が分厚く頑丈そうなので、手入れもせずに使い続けて来ました。
人間の家族と似ている!
すごく大事で無くてはならない物なのに、感謝の言葉も態度も表さず、
そこにあって当たり前と思っている・・・。
10年以上使い続けて、木の方はかなり痩せて来た鍬を見ながら、
いろんなことに思いを巡らしました。