映画「インディゴ」の作者でもあるジェームストワイマンは、マナの世界でも紹介されているヒマラヤ聖者のような「先生」から教えを受けて、現在の人類に真の平和を伝えるべく、世界中を歩き回っています。
正直、障害児の親として「インディゴ」の映画は手放しで歓迎できるものではありませんでした。なぜなら、障害児。。。それも自閉症児を持っているだけで、うらやましいなどと勘違いをされ、返答に困るコメントを聞かなくてはいけない回数が増えるからです。
日本でも、地域によって差別はありますし、経済格差によっても差別はあります。障害ならば世界規模でなおさら差別があり、それによって、障害児を生み出した親にも責任が問われ、健常児の親ならば体験しなくても良いであろう、差別体験を山ほどしてきました。
普通に生きているだけで苦労が耐えないのに、これ以上、私たちに何をさせるのか?天を恨んだ事もあります。
でも、ジェームスのメッセージをちゃんと理解するなら、障害児の親たちを困らせるような心無いコメントや、無関心、変な憧れはなくなるでしょう。
障害は、人々が受け入れられないから「障害」なのであって、もし「個性」として受け入れられるのならば、もはやこの世から「障害」の名すら無くなるのでしょう。
ジェームスが「人々の心から分離が無くなり恐怖が無くなったら、戦争もなくなるであろう。そして、戦争の現実も無くなっていくであろう。」と、教えられたように、私たちは、愛や平和にフォーカスすべきです。
「愛は、与えることによって体験できる」
その通りです。
稚恵子の言葉で言うと、けっちぃ状態は愛から離れているんですね。
私たちには分離はありえません。
そう思い込み、そう生きる自由はあります。
でも、本当の分離はありません。
私たちは、愛そのものです。