先週の土曜日に、日本語学校へ行った武士。
今年は、新しい日本からの留学生が来ていて、日本語を第二外国語として勉強している武士たちのところへ、ある女の子がやってきた。
日本語が第二外国語の子達は、見た目が日本人みたいな武士が居たりして、この女の子は、人種がどーなっているのかちんぷんかんぷんだったそうな。
「あんた、なに?」「オージー」
「あんたは?」「日本人と中国人のハーフ」
「あんたは?なに?」「オーストラリアで生まれた日本人」
などと答える男の子たちを前に、答えを聞くたびに「おぉ~~!!」とか「へぇ~~!!」とか言っていたそうな。
こちらでは、ハーフでバイリンガルは普通なんだけど、日本から来たばかりの子には珍しかったらしい。驚く様子を見ていた武士は、すごく面白かったそうな。
だけど、家の息子って、そうなんだ。ハーフなんだ。
彼は、一生ハーフってのを背負うんだ。
どうも、単一民族の血統書を持つ私からすると、申し訳ない気分になってしまう。
多分、彼は、一生日本へ行くことは考えないだろうな。
ハーフがたくさん居る、西洋の国々で働くことを考えるのだろうな。
ってことは、私も、日本へは戻れないのかもしれないなぁ~ はぁ~