熱が出ると椅子から動くのも大変で、無理矢理水を飲んで、無理矢理トイレに行くじゃないですか。
食欲が無いって、生きる気力、そのものが無くなるんだなぁ~と思います。
DVDを選んでも、何を見たいって願望が無い。
ただ、水だけ飲みたい。
ちょっとお腹空いたら、何か流し込みたい。
退屈って感覚がないですよねぇ。
笑えない。
何も可笑しくない。
感情が無いなぁ。
自分の体の変化を見るのに忙しいのだろうか?
自分勝手な状態って、意外と、自分で自分を治している状態なのかもしれない。
二日目、熱がちょっと下がったら気持ちが明るくなって来て、夕方には自分でDVDを交換できるようになった。
たけ「あ、ママ、自分でDVD交換できるようになったんだね」
三日目、熱は下がったけど、のどの痛みは相変わらず、水を飲むのも大変で、ご飯が食べれない。
生きる気力が湧いて来たのか、家の中をうろうろしては、子供たちにちょっかいを出していた。
美鞠、漫画喫茶行きたい?たけ、何か食べに行きたい?なんて言いながらウロウロしてた。
たけ「一番、外に出たがってるのは、ママでしょ?」(にやにや)
息子、優しい言葉をかけてくれるわけじゃないし、痒いところに手が届くようなケアはできないけど、毎日、できる事が増えてるママを、にやにやして見ながら、喜んでいたんだろうな。
片付けも洗い物も洗濯物も、文句も言わずにやってくれるし、キッチンが汚くてげんなりしても、言えばやってくれるし。
こういうところが、良いやつだなぁ~ って思うんだなぁ。