ピンぼけで申し訳ないんですが、とりあえず、潜入調査隊よろしく、写真撮って来ましたよ。
(写真はクリックしてくださいね。大きくなります)
そこは、メルボルンでも成長中のワークトレーニングセンターを開いている「イーダ」という団体です。
18歳をすぎた障碍児達は、障碍児専門の学校を卒業し、それぞれの道を歩くわけですが、さらに勉強ができない障碍の子、仕事ができない障碍の子、仕事ができなくて勉強は嫌になっちゃった子、そんな子たちが、毎日、仕事に行くように通うところが、ワークトレーニングセンターです。
イーダは、今の時点で、4カ所センターを持っており、各センターの入所者の障碍は、センターに寄ってまちまちです。
昨日は、全部のセンターに通う人たちと、そのご家族、ご家族が付き添えない人は、州のスタッフが付き添って来ていました。
ドアプライズと言って、参加者の中から、適当に1人ピックアップして、プレゼントを渡すのがあったんですが、一番最初のウィナー(Winner)は、私たちのテーブルからでした。
その人は、自閉症だと思う。。。
州のスタッフに促されて、前の方へ出て行き商品をもらって戻って来たんだけど、途中で、返しに行ってしまいました(笑)
みんな、障碍児を育てて来たから、そんな彼の行動が良く理解できて大笑い。
「うんうん、家の子もやるよ!」って感じの笑いでした。
彼は、もう40歳くらいなのかな。
綺麗にスーツを着て、こんなパーティーに参加できるなんて、本人は有り難がってないかもしれないけど、みんなと同じ事ができて良かったねぇ。
同じテーブルには、顔見知りのご父兄が。
あたしも昔、障碍児の学校でボランティアをしていたので、その時に、面倒を見ていた子のご両親だった!
笑わない子だったティムは、人の言う事を聞くのが大嫌い。
なんとか、騙してなだめてすかして、文章を作るパズルをしたり、なぜか、言葉を話さない自閉症君は、いつも、あたしの担当だったから、ティムも当然のように私の担当だった。
そんな彼も今は、20歳を過ぎて、引きつりながらでも笑顔が作れるようになったそうな。
もう10年以上前の話しかな。
あたしが知ってたティムは、10歳だったから。
会場を見渡すと、ダウン症、脳性麻痺、自閉症、知能遅滞と、身体障害よりも知的障害者が多かった。
まずは、前菜。
食っちまって、写真無いです。ごめんなさい。
旨かったよぉ~~~
タンドリチキンの皿と、ニョッキの皿。ニョッキ旨かったぁ~!
お次ぎはメイン。
こちらが、ラムの赤ワインソース、ポテトサラダとカボチャのマッシュ付き。
こちらは白身魚なんだけど左側の二色のムースは海老っす。
倒れそうになるくらい旨かった。
メインが終わったところで、ラッフルチケットターイム!
3枚$5のラッフルチケットが各テーブルにあったのだけど、一緒に行ったまいこちゃんがお金を持っていたので「稚恵子さん、引いてください。パワーで当ててください」なんて言うもんだから、面白がって3枚引いたんですよね。
当たっちゃったよ(笑)
チョコレートもらって来ました。
わー!っと盛り上がったところで、ディスコタイム。
ダウン症の女の子が、可愛くて。
車椅子の子も、すごく楽しそうに踊ってた。
もう、最高!!!
稚恵子も、バブルのお立ち台女!
昔取った杵柄って忘れないもんですね。
20年以上、まともに踊った事がありませんが、なんとか形になってたみたいです。
やればできるんだ。。。
彼らと一緒に踊れて嬉しかったぁ~
どこのディスコよりも楽しかったぁ~
最高!
これから、娘が施設に入ったり、なんだりすると、こういうパーティーがあるんだな。
ぐふふ。非常に楽しみだっ!!!
踊っていたら、見えたのがデザートの皿!
おおぉ~~
デザート!!!
ってことでこれは、レモンタルト
こちらは、イタリアンジェラティ(ゼリーを凍らせたようなアイス)
そのあと、また、テーブルの人に誘われて、踊りに行って、コーヒーもらって一休みして帰って来ました。
家では、ベビーシッターとお留守番していた美鞠が、ベッドに入っていました。
今日のアクティビティーは、一緒にサラダを作って、キッシュのディナーを食べる事。
洗濯物を干す事。
Gフォースって映画を見る事。
一通り終わって寝たそうです。
家の子は、1人でもお留守番できるけど、突発的な何かが起きた時に対処できないから、やっぱり、1人は無理。
この地区の役所に登録しているので、そこから自閉症専門のベビーシッターさんを派遣してもらいました。
役所のシッターさんなので、格安なんですよね。
1時間 $2だったかな? 助かります。
ってことで、すごく楽しかったガラボールパーティーでした。
反省会すると、地味な格好して行ったので、今度は、ターコイズのチャイナ服でも着て行こうと思いました。