風の音を聞いてみたい

オーストラリア在住30年。好き勝手に語っています(^^)

MariaBlueのクリームはメールでご注文を!

アロマコスメはメールで承っております。

送料が速達のみになります。600g(クリーム一個、ローズウォーター一本、ローズヒップオイル 一本くらい)で3500円程度です。


お問い合わせ;chieko@manaworld.net

もう木曜日ですなぁ

2017-06-29 13:58:59 | あれこれ、どれそれ
武士が韓国へ行ってから、まだ1週間過ぎてないんですね!
でも、あと5日くらい帰ってこないので、しばらく幸せです。

本当にあの人がいないだけで、仕事量が半分以下です。
美鞠は自立してるから、朝ごはんは自分で卵を焼いて、スープを温めて食べていくし(洗い物は置いていくw)、お昼ご飯は、お弁当を作ったり、学校で買ったりと、幸せいっぱい。

洗濯物が毎日山になっていたのが、三日過ぎてもたまらない。
あまりにもカゴがいっぱいにならないので、三日も洗濯するのを忘れるという。
全部が少ないので、なんか加減が難しいですよね〜w

やっぱり二人だとこの家は大きいので、武士が家を出るタイミングで2部屋くらいの家に引っ越しですなぁ。
武士がいたら、これくらいの広さが必要だってのが不思議だわ。
男の子って、自分のスペースが必要なんだけど、本当に広い空間が必要なんですなぁ。

しかし、試合のこと何にも言ってこないし。
フェイスブックは相変わらず友達になってくれないし。
ライン送っても返事がないし。
とりあえず、既読になってるから、生きてるんだなと思いつつ、部屋を片付けていました。

いないと寂しいし気になるし、いると面倒臭いしうるさいし、本当に親という生き物は勝手ですよねぇ。

とはいえ、写真の1枚でも見せないかしらね! と思うのであります。



最近、よく思うんですが、まぁ、経験値が上がって年取ってきたからか、美鞠が年取ってきたので、大人バージョンの自閉症と話すことが増えたからか、みんな、本当に妄想の中で生きているなぁ〜 と。

〜思った、〜したい、〜言われた、〜できる、〜のはず

心という、摩訶不思議なものから派生する、何かしらの「動機」は、所詮、誰かの想像物でしかないのに、そんな不明瞭な何かを「根拠」にして、その上に、あれこれ積み上げていく。

そんな根拠も何もない、ただ「そう思った」という、自分の妄想でしかない不確定な「根拠」を土台に人生を構築しようとして、どんな明るい未来が見えるんだろう。

そして、これが全てのスタートラインで、私のところに「問題」としてやって来るときは、このスタートラインが間違っていることが99%

高機能自閉症や、アスペルガー症候群、それに関連する発達障害を自閉症スペクトラムって言うんだけど、子供の頃は、各発達エリアに極端な差があって、明らかに障害あるよね?って見えるんだけど、大人になると、凹みが減って来るのと、大抵愛されて育って来るから、感情に温かみが出て、その愛情を表現できるようになるので、あまり障害が気にならなくなって来る。

悲しいことに、美鞠は日本では障害者であっても障害者の年金は受け取れないレベルらしく、工場で毎日労働を言い渡されるレベルらしい。

オーストラリアだと、週に二日くらい健常者に混じって、健常者よりも単純作業をすると、ボーナスで2年に一度くらいクルージングへ行かせてもらってもいいじゃない!と、予算を取りに行けるのだそうな。
余談ですが、この行けるのか、行けないのかの違いって大きいなと思うわけです。

美鞠は、いろんなことを記録できるけれども、記憶できない。
それは、まるで、ビデオカメラで録画し録音しても、欲しい情報だけを引き出すための検索システムがないデーターみたいな感じです。

何かの弾みで、前に録画録音した情報が飛び出てきます。

彼女の障害は、この記憶の混濁と、言語野の発達が悪いための言語障害なので、言語療法を受けています。

徐々に、言語が埋め込まれていくと、言語に絵や音を当てはめることをしていき、自分の言葉で組み立てるようになっていきます。

この過程の時に、私にストーリーで話に来て、「こう思ったんだね」「こう言う気持ちだったんだね」と確認して来ますが、ここで、間違ったことを教えたら、それが記憶されてしまうので、あまり手を加えず且つ正しい単語を使うように気をつけて話を聞きます。

通常、頭の中で文章を作り上げてから話に来るので、間違ったことは滅多にないのだけど、日本語は「てにをは」が難しいので、ちょこちょこ直してあげます。

多分、一般の中に紛れている自閉症スペクトラムの人は、この段階で、間違った単語を記憶しちゃうんじゃないかと思うんですよね。
だから、正しい話し方や、正しい言葉の選び方、正しい文章の作り方ができず、自分の予測と妄想の中で、テレビや他人からの情報を頼りに、言葉を作り上げちゃうんじゃなかろうかと。

この場合の「正しい」とは、「自分の心を正しく表現している」と言う意味の正しさです。

心は笑ってないのに話し方が笑っているから、バカにしてる態度になってしまうとか、非常に悲惨です。

もっと悲惨なのは、本人は、そう言うあからさまな態度に気づいてないから、直しようがないと言うこと。

自分が何をやらかしているのか、全く気づいていないから、突然怒られる、普通に話しても無視される、バカにされるなどの、嫌な態度に晒され、うつ病などを発症しちゃうんでしょうね。

自分に発達障害があるなんて、大人の場合は、仕事をして税金を払っていたら、車の運転までできていたら、気づかないんですが、きっと、そんな気づいてない人が苦しみや悩みを抱えて、あちこちに相談に行くんでしょうねぇ。

酷くなったら薬のお世話になったりもするんでしょうねぇ。

思うんですが、もし、自分のことをちゃんと客観的に見て、考えて、判断できたら、そんなに苦しまなくても良いと思うんですよね。
ボイスレコーダーで、自分の会話を聞いて、自分のチェックするのは有益だと思います。
とりあえず、スマホか何かで録音してみて、使えるなって思ったら、ボイスレコーダーの購入を考えても良いんじゃないかと。

これだと、誰にもバレずに、一人で自分改革がちゃんとできます。

それくらいしないと、客観的に自分を知るなんて、そうそうできないもんですわ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする