◆世界のベストセラー聖書を読む◆
先の回では、うっかり八木誠一さんの著作を出してしまった。こういう宗教哲学?(神学書もそうですが)はそうそう売れるものではないからなのか、それなりに立派な作りだからなのか高額だな。本当に高い。写真に値段もちらりと見えてましたが。ところで元官僚、今評論家?の佐藤優さんが(このひとは同志社神学部出てますが)20世紀の最大の神学者カール・バルトは読むといいと言うとりましたが、キリスト教関係の文庫本では何とか手頃なのがありますが、全集などでは1冊、万に近い値段もありますから・・・言葉無い。この日記はBOOK OFF で100円で購入した聖書から始まったことを覚えておいてください。イエスの言葉はあなたの側にあると言うことだ。そして、弟子のパウロが「文字は人を殺し、霊は人を生かす」と述べたように、生きたイエスを見、聴き、感じ、思い、つまり身体で感じつつ、脳みそに自覚化されていくときは、もう文字、生身の不完全な人間の言葉を越えたものである実態として観ずるであろうと・・・。イエス曰く「わたしの言葉は霊であり、命であると」。
◆さて、ヨハネ伝第7章には、イエスを理解し得ない兄弟、群衆、ユダヤ人、議員、役人、祭司長、パリサイ人らのそれぞれの様子が描かれている。5W1Hに沿って考えれば、話してを聞いて対応しているのは誰か、イエスの言葉は何を語るか、その反応は、そして著者ヨハネのコメント(理由)などが書かれていく。イエスの言葉、三位一体などキリスト教神学でも重要なこは、第6章までに既に殆どイエスが触れて語られていることを書いたが、第7章以降は、それぞれの聞く相手に対しても同じような内容が語られていく。従って、それぞれの相手に対して語る言葉はより深い理解の為の会話であると言って差し支えない。
◇これは一つの読み方である。皆さんも工夫して状況背景をイメージしながら読んで見て下さい。階層的に同類のことばを捜して読むとか、5W1Hのそれぞれを考えながら読むとか(例えば群衆への回答に対して、当時の群衆の状況はとか、ユダヤ人はどうだったのかとか→八木誠一先生ではないがこのヨハネはユダヤ人を不信仰の代表として描くが当時の実像ではないと。僕もそう思う。弟子もそうである。離れた弟子も出てきていた訳だから・・・)で、状況設定などを加味して読んで行くとなると当然、当時の勉強しないと(「イエスとその時代」(荒井 献 著:岩波新書、これも例のところで100円でしたなどはどうだろう)いけないだろうし、それはそれで面白いが、僕らは学者に成るわけでもその道を伝える専門家になる訳でもないので、まずは、時代背景状況設定はいいので、イエスからの言葉がどのように今の自分に語り掛けるかに注視して自覚的に読むことで十分かと思う・・・Ω
先の回では、うっかり八木誠一さんの著作を出してしまった。こういう宗教哲学?(神学書もそうですが)はそうそう売れるものではないからなのか、それなりに立派な作りだからなのか高額だな。本当に高い。写真に値段もちらりと見えてましたが。ところで元官僚、今評論家?の佐藤優さんが(このひとは同志社神学部出てますが)20世紀の最大の神学者カール・バルトは読むといいと言うとりましたが、キリスト教関係の文庫本では何とか手頃なのがありますが、全集などでは1冊、万に近い値段もありますから・・・言葉無い。この日記はBOOK OFF で100円で購入した聖書から始まったことを覚えておいてください。イエスの言葉はあなたの側にあると言うことだ。そして、弟子のパウロが「文字は人を殺し、霊は人を生かす」と述べたように、生きたイエスを見、聴き、感じ、思い、つまり身体で感じつつ、脳みそに自覚化されていくときは、もう文字、生身の不完全な人間の言葉を越えたものである実態として観ずるであろうと・・・。イエス曰く「わたしの言葉は霊であり、命であると」。
◆さて、ヨハネ伝第7章には、イエスを理解し得ない兄弟、群衆、ユダヤ人、議員、役人、祭司長、パリサイ人らのそれぞれの様子が描かれている。5W1Hに沿って考えれば、話してを聞いて対応しているのは誰か、イエスの言葉は何を語るか、その反応は、そして著者ヨハネのコメント(理由)などが書かれていく。イエスの言葉、三位一体などキリスト教神学でも重要なこは、第6章までに既に殆どイエスが触れて語られていることを書いたが、第7章以降は、それぞれの聞く相手に対しても同じような内容が語られていく。従って、それぞれの相手に対して語る言葉はより深い理解の為の会話であると言って差し支えない。
◇これは一つの読み方である。皆さんも工夫して状況背景をイメージしながら読んで見て下さい。階層的に同類のことばを捜して読むとか、5W1Hのそれぞれを考えながら読むとか(例えば群衆への回答に対して、当時の群衆の状況はとか、ユダヤ人はどうだったのかとか→八木誠一先生ではないがこのヨハネはユダヤ人を不信仰の代表として描くが当時の実像ではないと。僕もそう思う。弟子もそうである。離れた弟子も出てきていた訳だから・・・)で、状況設定などを加味して読んで行くとなると当然、当時の勉強しないと(「イエスとその時代」(荒井 献 著:岩波新書、これも例のところで100円でしたなどはどうだろう)いけないだろうし、それはそれで面白いが、僕らは学者に成るわけでもその道を伝える専門家になる訳でもないので、まずは、時代背景状況設定はいいので、イエスからの言葉がどのように今の自分に語り掛けるかに注視して自覚的に読むことで十分かと思う・・・Ω