◆世界のベストセラー聖書を読む◆
今日は天気も良く、会社が終わるとそのまま、ジュンク堂に行きました。この日記の25回目に書いていた約束の(自分勝手にですが)「春秋」がタダ(無料配布冊子 裏見る定価90円て書いてるけど)がありましたのでもらってきました。ついでにその足でBOOK OFF寄って文庫本8冊と気に入った革靴(MADE IN ENGLAND 訳ありで1980円!!)を購入。これはジーパンの時に履くと決めて。
◆さて、心を入れ替えて、ヨハネ伝第5章10節から、いよいよイエスの本心の本丸に入ります。
その序論。
イエスは、神の子の証(あかし)をその目に見える結果という事実から公表した。しかも安息日という床などを取り上げて歩いてはいけないという特別な日に38年病気に悩んでいる人を癒したのだ。ここ10節について、普段読むのは口語訳だが、いのちのことば社の聖書には「ユダヤ教の『ミシュナー』によると安息日に床に人を乗せて運ぶのは許されたが、床だけを取り上げて運ぶのは禁じられていた」とある。兎に角、いろいろなしきたりが戒律として出来てしまって人々を不自由にしていたわけだ。特に病人などは神からの罰を与えられ見放されたものとして見られていたらしい。その癒された男が直った事実としてユダヤ人(旧約内容の先理解では専門である戒律を守っていた人々)に語る。男は、禁じられていたことを破って助けてくれたその人を知らなかった。その後、イエスは彼に出会い、こう言う。14節「ごらん、あなたはよくなった。もう罪を犯してはいけない。何かもっと悪いことがあなたの身に起こるかもしれないから」。
◆さて、僕はこの14節の意味が分からなかったのである。この男は38年前に(否、それ以前に)罪を犯したから病になったことをイエスは言っているのだろうか。もっと悪いこととは今の病気以上に悪いことが起きると言われているのだろうか。イエスが「親の因果が子に報い」などと到底言う訳がないだろうし、38年以上も前の罪を反省せよとこの男に迫っているとは考えにくい。もっと悪いこととは、病気以上のことと言えば、死か・・・。そうではないだろう。
◆じっくり読んで、僕はこう理解した。イエスのこの時の14節「もう罪を犯してはいけない」とは内面に問う言葉として「罪」という言葉を使っているのではなく「罪=安息日に床だけを取り上げて運ぶような禁じられていること」を今後してはいけない。「もっと悪いことがあなたに起こるかも知れない」とは、ユダヤ人たちに「床を取り上げるのは良くない」と戒められた以上の「悪い仕置き」をされるだろうと言ったのだと考えるのである。おそらく、これであれであれば、この男も理解したし、今読む我々もすっきり理解できるのだ・・・Ω ※写真は「春秋」7月号。
今日は天気も良く、会社が終わるとそのまま、ジュンク堂に行きました。この日記の25回目に書いていた約束の(自分勝手にですが)「春秋」がタダ(無料配布冊子 裏見る定価90円て書いてるけど)がありましたのでもらってきました。ついでにその足でBOOK OFF寄って文庫本8冊と気に入った革靴(MADE IN ENGLAND 訳ありで1980円!!)を購入。これはジーパンの時に履くと決めて。
◆さて、心を入れ替えて、ヨハネ伝第5章10節から、いよいよイエスの本心の本丸に入ります。
その序論。
イエスは、神の子の証(あかし)をその目に見える結果という事実から公表した。しかも安息日という床などを取り上げて歩いてはいけないという特別な日に38年病気に悩んでいる人を癒したのだ。ここ10節について、普段読むのは口語訳だが、いのちのことば社の聖書には「ユダヤ教の『ミシュナー』によると安息日に床に人を乗せて運ぶのは許されたが、床だけを取り上げて運ぶのは禁じられていた」とある。兎に角、いろいろなしきたりが戒律として出来てしまって人々を不自由にしていたわけだ。特に病人などは神からの罰を与えられ見放されたものとして見られていたらしい。その癒された男が直った事実としてユダヤ人(旧約内容の先理解では専門である戒律を守っていた人々)に語る。男は、禁じられていたことを破って助けてくれたその人を知らなかった。その後、イエスは彼に出会い、こう言う。14節「ごらん、あなたはよくなった。もう罪を犯してはいけない。何かもっと悪いことがあなたの身に起こるかもしれないから」。
◆さて、僕はこの14節の意味が分からなかったのである。この男は38年前に(否、それ以前に)罪を犯したから病になったことをイエスは言っているのだろうか。もっと悪いこととは今の病気以上に悪いことが起きると言われているのだろうか。イエスが「親の因果が子に報い」などと到底言う訳がないだろうし、38年以上も前の罪を反省せよとこの男に迫っているとは考えにくい。もっと悪いこととは、病気以上のことと言えば、死か・・・。そうではないだろう。
◆じっくり読んで、僕はこう理解した。イエスのこの時の14節「もう罪を犯してはいけない」とは内面に問う言葉として「罪」という言葉を使っているのではなく「罪=安息日に床だけを取り上げて運ぶような禁じられていること」を今後してはいけない。「もっと悪いことがあなたに起こるかも知れない」とは、ユダヤ人たちに「床を取り上げるのは良くない」と戒められた以上の「悪い仕置き」をされるだろうと言ったのだと考えるのである。おそらく、これであれであれば、この男も理解したし、今読む我々もすっきり理解できるのだ・・・Ω ※写真は「春秋」7月号。