節分(3日)の午後11時から火炉祭が行われるというので、
10時前に吉田神社へ出かけました。
正面の屋台村を避けて近衛坂を登って、先ず元宮へ詣でました。
元宮は全国津々浦々の神社の総元締めなので、
元宮にお詣りすれば、全国の神社へお詣りするのと同じだとか。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/08/3b/dc113a3ad157cd30f64c93ae180fd0d8.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/13/20/a3379bada035230bead8fce915999dcb.jpg)
いつもは閉ざされている元宮ですが、この夜はお詣りの人が溢れ、
遅くまで賑やかです。
Kさんに頼まれていた福枡を買いました。
福枡は煙草盆、菓子器などいろいろ使えて、重宝しています。
昨年は売り切れだったのが、今年はまだたくさんあったような・・・。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7b/09/27af47d9023e2081d891d5329c9caeb6.jpg)
吉田神社・福枡の煙草盆
京都の節分は吉田神社と言われているほど、
たくさんの老若男女が厄落としのお詣りをします。
それに屋台の数がものすごく、食べ物の匂いが複雑にからみあって、
参道を歩いているだけで満腹感を覚えるほどです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/06/8f/a4d0b3700da811597d6ff4f1c9627f03.jpg)
火炉祭のための古い護符が高く積み上げられているのですが、
梯子をかけて、護符の包みを更にてっぺんへ運んでいます。
厄災から身を守るため、人々は神仏に祈りをささげ、
霊験あらたかな護符を受け、
節分の日に、感謝の祈りとともに、焚きあげられるのです。
10時45分頃から火炉祭の神事がはじまりました。
先ず、神職が護符の山に玉串を奉げ、お祓いをします。
次いで、火炉祭に集まった人たちもお祓いを受けました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/23/d6/074d2ddd468c82161291d79b0c0da1b5.jpg)
ころがすような鈴の音が・・・
一人の巫女が鈴を鳴らしながら、護符の山をひと回りしました。
鈴の音がなんともいえず玲瓏で、清々しく辺りを祓います。
白い式服の神職が祝詞を奉げると、2本の松明に火が点けられ、
神職が護符の山の数ヶ所へ火をつけていきました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/14/c7/0e7c661c9a9c4eb8665c9431326b4d84.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6d/40/67a7a51fc1c4488027825fe5762e6808.jpg)
火勢はすぐに強まり、バリバリという竹の音、轟轟という火風の音、
燃え上がる火の踊り、上昇する火の粉、熱風・・・これでもかと云わんばかりに
荒ぶる神は火の勢いをどんどん増していき、怖いくらいでした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7e/03/31a1ba0bd1d75bf368ccb26c69abcb11.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/27/15/b56f4545f4dff96ff0bc4ec4a8425aee.jpg)
「周りに水を撒け!」
「火の粉に水を掛けろ!」
怒号のような声が飛び交い、消防士が放水し、火と水のせめぎ合い。
火の粉を消すために真上に上がった水が見物人に降りそそぎ、
今度は見物人から悲鳴が上がります。
・・・なんて気持ちの良い火炉祭なんでしょう!
熱風で顔や手足は熱く火照り、
体の中の悪魔や厄災まで火が焼き尽くしてくれるような、爽快感を味わいました。
節分にふさわしい火の祭典のリセットです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/21/6c/194a24c286bbdb21f592c1704f10946f.jpg)
あまりの熱さに耐えかねて、護符の山が半分ほどに低くなったのを見定め、
満足して帰路に着きました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/kaeru_love.gif)
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10時前に吉田神社へ出かけました。
正面の屋台村を避けて近衛坂を登って、先ず元宮へ詣でました。
元宮は全国津々浦々の神社の総元締めなので、
元宮にお詣りすれば、全国の神社へお詣りするのと同じだとか。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/08/3b/dc113a3ad157cd30f64c93ae180fd0d8.jpg)
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いつもは閉ざされている元宮ですが、この夜はお詣りの人が溢れ、
遅くまで賑やかです。
Kさんに頼まれていた福枡を買いました。
福枡は煙草盆、菓子器などいろいろ使えて、重宝しています。
昨年は売り切れだったのが、今年はまだたくさんあったような・・・。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7b/09/27af47d9023e2081d891d5329c9caeb6.jpg)
吉田神社・福枡の煙草盆
京都の節分は吉田神社と言われているほど、
たくさんの老若男女が厄落としのお詣りをします。
それに屋台の数がものすごく、食べ物の匂いが複雑にからみあって、
参道を歩いているだけで満腹感を覚えるほどです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/06/8f/a4d0b3700da811597d6ff4f1c9627f03.jpg)
火炉祭のための古い護符が高く積み上げられているのですが、
梯子をかけて、護符の包みを更にてっぺんへ運んでいます。
厄災から身を守るため、人々は神仏に祈りをささげ、
霊験あらたかな護符を受け、
節分の日に、感謝の祈りとともに、焚きあげられるのです。
10時45分頃から火炉祭の神事がはじまりました。
先ず、神職が護符の山に玉串を奉げ、お祓いをします。
次いで、火炉祭に集まった人たちもお祓いを受けました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/23/d6/074d2ddd468c82161291d79b0c0da1b5.jpg)
ころがすような鈴の音が・・・
一人の巫女が鈴を鳴らしながら、護符の山をひと回りしました。
鈴の音がなんともいえず玲瓏で、清々しく辺りを祓います。
白い式服の神職が祝詞を奉げると、2本の松明に火が点けられ、
神職が護符の山の数ヶ所へ火をつけていきました。
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火勢はすぐに強まり、バリバリという竹の音、轟轟という火風の音、
燃え上がる火の踊り、上昇する火の粉、熱風・・・これでもかと云わんばかりに
荒ぶる神は火の勢いをどんどん増していき、怖いくらいでした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7e/03/31a1ba0bd1d75bf368ccb26c69abcb11.jpg)
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「周りに水を撒け!」
「火の粉に水を掛けろ!」
怒号のような声が飛び交い、消防士が放水し、火と水のせめぎ合い。
火の粉を消すために真上に上がった水が見物人に降りそそぎ、
今度は見物人から悲鳴が上がります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0e/35/951448169c5d1754978ef59e71f7c3f6.jpg)
・・・なんて気持ちの良い火炉祭なんでしょう!
熱風で顔や手足は熱く火照り、
体の中の悪魔や厄災まで火が焼き尽くしてくれるような、爽快感を味わいました。
節分にふさわしい火の祭典のリセットです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/21/6c/194a24c286bbdb21f592c1704f10946f.jpg)
あまりの熱さに耐えかねて、護符の山が半分ほどに低くなったのを見定め、
満足して帰路に着きました。
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