暁庵の茶事クロスロード

茶事が好きです。茶事の持つ無限の可能性に魅了されて楽しんでいます。2015年2月に京都から終の棲家の横浜へ戻りました。

五十肩に向き合う日々

2015年03月19日 | 暮らし

ある方に
「最近、肩が痛くて腕を上げるのが大変なの。
 四十肩それとも五十肩かしら?」
「あらっ!お若いのね」
「う~ん?」・・・あわてて「六十肩かしら?」と言いなおしました。

「四十肩・五十肩」というのは肩関節周囲炎という病名の俗称だそうです。
昨年の秋から腕を上げるたびに痛みや違和感があったのですが、
「ほっとけばそのうちに良くなる」と言われ、
それ以上痛みがひどくならなかったので、放置していました。

肩が痛くて腕があげられないと、一番困ったのは着物の着付けでした。
亡き母の仕立て帯が役に立ったのですが、帯がひっぱれないのです。
月に4、5回着物を着る機会があったので、そのたびに主人に箱屋さんを頼みました。

                   
                             おとめ椿
                   
                    百万遍・知恩寺の手づくり市で書いてもらった看板
                    (右下に湯気の立った茶碗を描いてもらいました)

1月末に京都から引っ越しがあり、荷造りやら掃除やらで腕を酷使していました。
寝ている時が最悪、右腕が丸太のように重く感じて目覚め、
たかがくしゃみで腕が千切れるかと思う激痛が走ったりします。
やっと3月に入り、家の片づけが終盤になると、五十肩に向き合う余裕が出てきました。

治療のためチョイスしたのは、しばらく遠ざかっていたリンパマッサージと、
数十年ぶりの水泳です。

リンパマッサージは月2回知人のKさん宅へ。
そこで約3時間、全身を温めリンパマッサージをしてもらい、ひたすら痛みに耐えると、
血行やリンパの流れが良くなったのでしょう、身も心も軽くなり、
「なんて幸福な時間なんだろう・・・ごくらく、極楽」の境地を味わっています。

水泳が肩に良さそうなので、週1、2回横浜市旭プールへ通いだしました。
通いだすと、肩の運動だけでなく、膝や腰痛の予防にもなり、
1時間半くらい楽しく泳いで(・・・蹴伸びしたり歩いたりして)います。
まだ、クロールのように腕を回せないので少しずつ慣らしているところです。

茶道教室が始まる5月までに着物をスイスイ着れるようになりたい・・・です!!