「茶の湯」と「瑞暉亭」の本
9月28日にOさんことオーネル敏子さんから嬉しいメールと訳文が届いていたのですが、アップが遅くなりました・・・
私がとても知りたかったイーダ・トロツィグ(Ida Trotzig) についていろいろ調べてくださって、
「瑞暉亭」の本の中からイーダのお孫さんの記・「私達の祖母イーダ・トロツィグ」を翻訳してくださいました。
この訳文は次回の瑞暉亭の今昔-4に掲載します。乞う、ご期待!
暁庵先生へ
お茶サロン楽しそうですね。お茶サロンのブログをとても楽しみにしています。
今日は「瑞暉亭」という本に書かれたイーダのお孫さんの訳文と本の写真を送ります。
お尋ねのイーダの娘さんのことですが、イーダの娘イーネズ(Inez)は記録だけを見ると実の子で養子ではないようです。
イーダの娘イーネズは1894年に神戸で生まれました。
1917年にその頃日本へ住んでいたスベン・ステンべり(Sven Stenberg)と結婚。
スベン・ステンべりはガデリウス社で仕事をしていたそうです。
今回の訳文の筆者の1人である、イーダの孫のゲイビーが1歳の頃にスウェーデンへ帰国したので、娘のイーネスは29歳まで日本に住んでいたのですね。
スウェーデンで出版されたイーダの本は3冊あります。
日本の童話、民話 1911年
日本の茶の湯、人気のある民族記録 1911年
日本の生け花文化 1990年
イーダ・トロツィグ(Ida Trotzig) 著・「茶の湯」の本の写真も送ります。
「茶の湯」の本は何年か前に買ったのですが、じっくり読んでいなかったのでこれから読んでみます。
連れ合いも興味を持ったらしく読んでみたいといってます。
私が読んでから紹介したい部分を抜粋となると、時間がかかるかも知れませんが、「茶の湯」に書かれたことを紹介してほしいという先生の要望に応えたいと思っています。
着物姿のOさんとお孫ちゃんたち
私事ですが、月に1回のお稽古だけで、なかなか思うようなお稽古は出来ません。
でも先生がおっしゃった様にこの環境で出来ることをしようと思っています。
近所にいる日本人の友達とご主人が太極拳の先生で、私がお茶を、彼女達が太極拳をと、お互いに教えあうようにしました。
畳が3畳あるだけで道具も少ししか持ってないのですが、何とか頑張ります。
友達のご主人と私の連れ合いも一緒にやっと1回だけお茶のお稽古しました。
二人は畳に座るのがちょっと大変ですが、茶の湯にはとても興味がありそうです。
瑞暉亭 (スウェーデン民族博物館)
瑞暉亭のお茶のデモンストレーション
今度の日曜日はシーズン最後の瑞暉亭のお茶のデモンストレーションです。
裏千家スウェーデン淡交会の仲間3人で説明、お点前、水屋と交代でやります。
2回の席はすでに予約がいっぱいで、スウェーデンの人たちのお茶への興味の高さをとても嬉しく思います。
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