ヒトリシズカのつぶやき特論

起業家などの変革を目指す方々がどう汗をかいているかを時々リポートし、季節の移ろいも時々リポートします

佐久荒船高原ではキジの雄が縄張りを主張し「ケーン」と鳴いています

2011年05月23日 | 佐久荒船高原便り
 長野県佐久市の東側に位置する佐久荒船高原では、山道を歩くとキジとよく出会うようになりました。草原部分はもとより、山麓部分でもよく見かけます。

 キジの雄は一定の大きさの縄張りを持ち、その縄張りの持ち主であることを主張するために「ケーン」と大きな声で鳴きます。時々、驚くほど大きな音で羽ばたきもします。

 早朝、陽当たりのいい場所にキジの雄がいました。



 朝日を浴びて、雄の羽根がきれいに輝いています。

 雄は周囲を警戒しながら、草の中の食べ物を探しています。しばらくするとキジの雌も現れました。



 別の場所で、キジの夫婦と子供の群れに出会いました。山道の脇の森陰にキジの群れがいました。逃げ足の遅そかった子供のキジを撮影しました。



 この山道は、佐久荒船高原に接する群馬県側の神津牧場(こうづぼくじょう)内です。ここでは、乳牛が放牧されています。ここは日本初の西洋式牧場だそうです。現在は財団法人が運営しています。牧草地のあちこちで、ウシがのんびりと草を食べています。

 牧草地の草が青々と茂り始めました。



 ここには3月末には残雪があり、枯れ野だったのですが、すっかり春の風景に変わりました。ウシの声と、周囲の木々にとまっている野鳥の鳴き声しかしません。季節は夏に向かって進んでいます。