ヒトリシズカのつぶやき特論

起業家などの変革を目指す方々がどう汗をかいているかを時々リポートし、季節の移ろいも時々リポートします

岐阜県高山市奥飛騨温泉郷の平湯温泉の平湯大滝は、山奥の見事な滝でした

2013年11月11日 | 旅行
 岐阜県高山市奥飛騨温泉郷の標高約1250メートルもある山里の平湯温泉に、雨模様の中を行ってきました。

 奥飛騨温泉郷の温泉地の一つである平湯温泉は、長野県松本市から国道158号のトンネルが続く山道をひたすら上り、長い安房トンネルを抜けてすぐの山里です。

 乗鞍岳の北側にある平湯は、上高地や穂高岳などに囲まれた山里です。

 11月10日日曜日は、日本列島各地は午前から雨が降り出し、風も強くなる大荒れの天気でした。松本市から国道158号に入った時はそれなりの雨になりました。

 ところが、長野県と岐阜県の県境となる安房トンネルを抜けて、平湯温泉に着くと、雨が奇跡的に止みました。

 平湯温泉から望む近くの山々には、まだ濃霧がかかっていて、山肌を霧が上がって行きます。





 以前に、平湯温泉に泊まった時に、時間が無くて行けなかった平湯大滝に行ってみました。

 平湯大滝に向かう途中から見える平湯大滝です。



 平湯大滝の滝壺に一番近い場所から見える平湯大滝です。



 滝の幅は6メートル、落差は64メートルだそうです。

 乗鞍岳の北側は約3億年前の古生代に、砂や泥が海底に堆積して固まった堆積岩が隆起し、さらに1万年から2万年前に近くの火山が噴火し、安山岩の溶岩が堆積岩の上に流れ出て、乗っかって固まったそうです。その溶岩の一番端は硬い溶岩から軟らかい堆積岩に変化するため、この溶岩の端を流れる清流は、堆積岩を削って滝になるのだそうです。

 こうした堆積岩の上に溶岩が積もった端が、大滝になっている有名なものは、栃木県日光市の中禅寺湖から流れ出た川がつくる華厳の滝(けごんのたき)だそうです。

 平湯大滝は、冬季の厳冬期になると流水が氷結して氷瀑(ひょうばく)となるそうです。なかなか幻想的な風景だとのことです。

 平湯大滝の滝壺から流れ出た清流です。



 黒い野鳥が一度、鳴きながら出てきたのですが、すぐに薮の中に消えました、カワガラスではないかと想像しています。

 安房トンネルを抜けた平湯温泉の入り口の交差点付近から見える高山市内に向かう山道です。



 雨のために、霧が多数出ています。針葉樹の木々はかなり葉を落としています。

 小一時間ほど、雨が止んだ後に、またある程度の雨量の雨が降り始めました。せっかくの日曜日なのに、残念な雨降りの天気の一日でした。