ヒトリシズカのつぶやき特論

起業家などの変革を目指す方々がどう汗をかいているかを時々リポートし、季節の移ろいも時々リポートします

群馬県前橋市の赤城山山麓にある大室公園に、夕暮れ時に立ち寄りました

2015年02月07日 | 旅行
 群馬県前橋市郊外の赤城山山麓にある大室公園に、夕暮れ時に短時間立ち寄りました。日没の30分ぐらい前で、太陽光が少し弱くなり始めた時間帯でした。

 大室公園の入り口の大きな日時計になっている“時の広場”です。



 赤城山山麓の標高約130メートルのなだらかなすそ野に広がる大室公園は、約2万8000年前の旧石器時代の石器や約5000年前の縄文時代の住居跡などが多数発見されている場所です。

 そして、6世紀ごろに赤城山南麓に住み着いていた豪族の墓といわれている前二子古墳、中二子古墳、後二子古墳という国指定史跡の3基を含む、6世紀ごろの前方後円墳がいくつかあります。

 後二子古墳は調査・整備が終わり、つくられた当時に近い形で復元されて公開されています。





 この石室の中には、日中しか入れないそうです。

 大室公園の中心部にある大きな五料沼の周囲には、見事なマツの木などが植えられています。そして大きなサクラの木の植えられており、そのサクラの木にヤドリギ(宿り木)が生えています。

 夕暮れ時でやや暗くてシルエットにしか見えませんが、そのヤドリギの近くに、ヒレンジャクが5、6羽留まっています。夕暮れのためか、ほとんど動きません。







 単なるシルエット状で恐縮です。

 大室公園の中にある梅園では、ウメの花がいくらか咲き始めています。



 このウメの花が満開になるころには、飛来するヒレンジャクの数も増えるとみています。

日本経済新聞紙の「上場企業、今期最高益に 車・電機で1.2兆円増益」を拝読しました

2015年02月07日 | 日記
 2015年2月6日に発行された日本経済新聞紙の朝刊一面のトップ記事「上場企業、今期最高益に 車・電機で1.2兆円増益」を拝読しました。

 2015年3月期の上場企業の経常利益は前期比2.6パーセント程度増える見通しで、過去最高だった2008年3月期を7年振りに上回るとの推定です。日本の上場企業はかなり儲けているようです。

 日本経済新聞紙のWeb版である日本経済新聞 電子版でも、見出し「上場企業、今期最高益に 車・電機で1.2兆円増益」と報じています。



 自動車と電機の上場会社は円安を追い風に、合計して当期利益を合計1兆2000億円も増やす勢いです。こうした業績の好調ぶりは、上場企業の中で4月から12月の期の決算を2月5日までに社数で50パーセントが公表した上に、株式の時価総額ベースでは70パーセント強の企業が業績を公表しています。

 こうした公表された業績の数字を日本経済新聞社が集計した結果、今期の経常利益は前期比3.8パーセント増の22兆2600億円となる見通しです。そして今後、業績を発表する企業を加味すると、経常利益の伸びは2.6パーセントになる見通しです。こうした儲けは、2008年の金融危機後の円高時に各企業が構造改革を進めた効果が上がり、上場企業は稼ぐ力をつけたようです。

 日本の自動車メーカーは北米を中心に海外販売が絶好調です。トヨタ自動車は過去最高益を更新し、本業のもうけを示す営業利益が前期比17.8%増の2兆7000億円になる見通しです。富士重工業もSUV(多目的スポーツ車)に注力し、北米で売れ続けています。

 電機メーカーでは、日立製作所はインフラ事業で安定して利益を上げる事業体質を構築する一方、三菱電機は中国のスマートフォン企業の生産工場向けの自動化機器の販売が好調です。

 実は、この日の中面には、化学メーカー7社が2015年3月期の連結純利益が前期比2パーセント増で、軒並み損益を改善という記事も載っています。

 日本の上場企業の多くが高収益体質になり、従業員の給料の賃上げが期待されています。ベースアップによって当該従業員の所得が増えると、日本の経済が好循環に入り、デフレ脱却につながります。今年の春闘では成果を上げてもらいたいものです。

 上場企業の業績改善は、日本で進む格差社会化にどのような影響を与えるのか、興味津々です。そして、中小企業などの業績が上向く波及効果を上げてもらいたいものです。

 ただし、原油などの資源安と円安によって石油精製会社や総合商社などでは、1兆円超の減益要因となる企業もあります。円安は企業の努力を簡単に超える大きな要因です。