ヒトリシズカのつぶやき特論

起業家などの変革を目指す方々がどう汗をかいているかを時々リポートし、季節の移ろいも時々リポートします

埼玉県熊谷市の荒川大麻生公園で、ヒレンジャクの群れに出会いました

2015年02月18日 | 季節の移ろい
 埼玉県熊谷市を流れる荒川沿いにある荒川大麻生公園(あらかわおおあそうこうえん)に野鳥観察に行った話の続きです。

 荒川大麻生公園の中にある広瀬野鳥の森に行き、その森の中にある小さな池でベニマシコを観察していると、幸運にもヒレンジャクの群れが登場しました。

 ヒレンジャクの群れは、それぞれが池を囲んで生えている背の高い木の上の方に、バラバラで留まっています。





 一見したところでは、ヒレンジャクの群れは4、5羽程度と思いましたが、地元の野鳥観察愛好家の方は「10数羽ぐらい来ている」と説明します。

 池を囲む、背の高い木々の上部から、池の近くの背の低い木の枝に飛び移って来ました。





 池の周りが安全かどうかを確認してようです。





 地元の野鳥観察愛好家の方によると「ヒレンジャクは実などを食べた後に、水を飲む習慣があり、池の水を飲みに来た」そうです。

 ヒレンジャクの群はしばらくすると、どこかに飛び去りました。

 後で、雑木林の中を調べてみると、周囲の木々にはヤドリギ(宿り木)が寄生していませんでした(ヒレンジャクがヤドリギの実を食べるシーンは、2015年2月13日編を参照してください)。ヒレンジャクは地面に多く生えているヤブランの青黒い実を食べているようです。



 ヒレンジャクは4月ごろには、日本を飛び立ち、シベリアなどの北側に帰って行くために、長期間の飛行に備えて、木や草の実をたくさん食べて体力をつけています。

(追記)
 当初、ヒレンジャクが食べている実を、ヤブミョウガの実と記述していましたが、ヤブランとのご指摘をいただきましたので、訂正します。