ヒトリシズカのつぶやき特論

起業家などの変革を目指す方々がどう汗をかいているかを時々リポートし、季節の移ろいも時々リポートします

名古屋市東区徳川町にある徳川園では、ウメの木の蕾はまだ膨らんでいません

2019年01月25日 | 旅行
 名古屋市東区徳川町にある徳川園では現在、冬ボタンの花がよく咲いています。

 日本庭園の庭を鑑賞できる徳川園の北側にある入り口から入ると、北側部分にある冬ボタンが咲いている牡丹園に出ます。

 その牡丹園では、濃い赤紫色の品種「紫晃」の花が咲いています。



 また、淡い桃色の品種「七福神」の花も咲いています。



 冬ボタンには、奥ゆかしい日本語の名前が付けられています。

 徳川園の日本庭園の中央部には龍仙湖という池が広がっています。



 この龍仙湖の東側部分には、大きな菖蒲田があり、ショウブが植えられています。

 この菖蒲田のさらに東側はやや深い森になっています。小高い森の中には、ウメ林・モモ林(ウメやモモの木が5,6本育っています)があります。ウメの木は、まだ蕾も膨らんでいません。



 1月下旬の今ごろは、ほとんど入園者がほとんで歩いていません。

 梅園のさらに東端には「四睡庵」という小さな庵が建っています。「四睡」という言葉は、禅の境地を示す画題の一つで、豊干、寒山、拾得の三人が虎と寄り合って眠っているというエピソードにちなんだものです。

 「豊干、寒山、拾得」は、中国の臨済宗の寺に住んでいた僧・隠遁者です。

 この「四睡庵」の周囲には、常緑樹の“ツバキの変形種”のワビスケの木が明るい桃色の小さな花を咲かせています。





 ウメ林・モモ林から南側に進むと、深い渓谷美を感じる「虎の尾」ゾーンに出ます。

 春になると、深い森には、ヤマガラやウグイスなどが森の木の枝などに出て来ます。

 徳川園の東側の小高い森の中は、ふだんでもあまり多くの方が歩いていません。名古屋市の高級住宅地の中に広がる小さな森です。

 その中では、小さな木の実ができています。





 今回は、龍仙湖の南側部分に、秋咲きの小さな花を咲かせるサクラのコフクザクラ(子福桜)の木がまだ花を咲かせています。



 多くの入園者は、この花が秋咲きの花とは気がつかす、何かが咲いているという程度の感じです。

 可能であれば、徳川園の四季折々の風景を楽しみたいのですが・・。



名古屋市東区徳川町にある徳川園では、冬ボタンの大きな花が咲いています

2019年01月25日 | 旅行
 名古屋市東区徳川町にある徳川園では、冬ボタンの花がよく咲いています。

 日本庭園の庭を鑑賞できる徳川園では、毎年1月半ばごろから、冬ボタンの花を観賞できます。

 北側にある入り口から入ると、北側部分にある牡丹園にすぐ向かうことができます。

 “加温”処理によって、まざ寒い冬の1月半ばから、ボタンが大きな花を咲かせます。寒さ対策(たぶん)のために、藁囲い(わらがこい)を施してあります。



 品種「天衣」(あまごろも)という白色のボタンの花のです。



 品種「日暮」(ひぐらし)という明るい桃色の花のです。



 牡丹園で別の場所でも、品種「日暮」の花が咲いています。

 この品種「日暮」は人気が高い品種のようで、牡丹園以外の場所でも、配置されています。

 品種「連鶴」(れんかく)という白色のボタンの花のです。



 品種「八千代椿」(やちよつばき)という淡い薄桃色のボタンの花のです。



 徳川園の日本庭園の中心にある龍仙湖の周囲にも、藁囲いした冬ボタンが配置されています。





 南側部分にあるうっそうとした森の中にある小さな渓谷「虎の尾」の疏水に来ているマガンの群れです。





 小さな渓谷を模した「虎の尾」の森には、以前はメジロやジョウビタキなどが観察できたのですが、今回はヒヨドリぐらいしか見かけませんでした。

 大きな池の龍仙湖には、カルガモなどもいませんでした。この池では大きなニシキゴイが泳いでいます。

 この徳川園は、徳川御三家の筆頭である尾張藩の二代藩主だった光友が、元禄8年(1695年)に自ら造営した隠居所である大曽根屋敷に住んだことが起源だそうです。