本の読み方の設計図。

本の構造を明らかにしていく。
論拠・主張

論証=事例、引用。

『「考える力」をつける本』,轡田隆史,松山情報発見庫SoDa! #21

2004-12-29 06:53:59 | 松山情報発見庫(読書からタウン情報まで)
この本は珍しくゆっくりゆっくり合間を見つけて読んでいた本である。
この本をひとことで表現するなら「ふるきよきダンディな文章」によって書かれている。
とか「素敵な知的エッセンス」に満ちている。という風にいえると思う。
内容は、
・情報収集のコツ
・考えるためのコツ
・いかに、上手く表現するか
・自分のモチベーションについて
などである。
なかでも13章は面白い。

以前僕も『現代思想のパフォーマンス』の紹介のところで似たようなことを述べたが、
人との輪を広げるのに要となるのは、その人の持つ情報量と質であるという。
そして、情報の効果的な得方として、興味を持った時に集中的に前方にある糸を引き寄せるかのように、次々と関連情報をリンクさせながら情報収集をするとよいとしている。

この本、書かれている内容が多少時代間のずれていると思われるようなところもあるが、ためになる情報が満載であるといえる。

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今回は年末スペシャルということで、僕なりの読書法を公開したいと思う。
この方法は僕みたいに記憶力にあまり自信のない方におすすめである。
①まず本を線を引きながら読む。(気になる所、要約となりそうなところにおもむろに引けばよい)
②読み終えたら、目次を見返しながら本文(先ほど線を引いたところを中心に)を適宜参考してレビュー
③そして仕上げに僕がこのブログでしているように、書評のようなものを作る。
といった感じである。
こういうステップを踏むと、さすがに潜在意識にその本の情報が落としこめられる。そして新たな情報とあったときにリンクされやすくなる。

この本に興味をもたれた方はこちらにどうぞ
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おばんざい屋 ラ・カーサ<la casa>松山情報発見庫SoDa!#20

2004-12-29 03:46:59 | 松山情報発見庫(読書からタウン情報まで)
松山市は道後樋又にある居酒屋である。
なにより、店のお上さんの人柄に引かれて来ている人が多いのだろう。
もちろん料理にも特徴がある。
ここの名物とはいえば、マテ麺であろう。マテ麺は南米アンデス原産のマテ茶を練りこんだ素麺とスパゲッティーの中間のような食べ物で、少しスパイシーな味がする。
他のおすすめ料理は、店の名前にもあるおばんざいである。
おばんざいでは京都の言葉で「普段の日のおかず」という意味があるらしい。
それにラ・カーサとはスペイン語で「家庭」の意味。
普段のおかず、お袋の味が食べられるのがこのお店といったところである。

このお店、その名前と、出すマテ麺という料理からもそのつながりが分かるように、おかみさんが南米文化、スペイン語に興味があられる。
毎月何回か、ラテン音楽の夕べも行われているようである。

*この記事を掲載したのは、山内さんにここのおかみさんが、「スペイン語講座いっしょに行きません?」と言われていたからです。
もし山内さんご覧になられていたら、ご一報を!

店名:ラ・カーサ<la casa>
場所:松山市道後樋又8-1
tel:089-927-6090
コメント (2)
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