実践する経営者―成果をあげる知恵と行動P.F. ドラッカーダイヤモンド社このアイテムの詳細を見る |
ドラッカー『実践する経営者』005
第5部 利益と経営の評価
利益とはコストであり、重視すべきは、キャッシュであるという観点。
○ 犯してはならない5つの大罪
① 利益幅と創業者利益を過信する
② 市場が受け入れられる限界いっぱいの価格を設定すること
③ コストから逆算した価格設定をすること
価格設定の唯一の方法
:市場が快く払ってくれる価格。
競争相手がつけるであろう価格からスタートする。それにあわせた商品設計を行い、価格設定を行う。
④ 旧事業のために新事業の機会をないがしろにすること
⑤ 問題にえさをやり、機会を飢えさせること
○ 経営能力を採点する-4つの領域における成果
・ 経営陣のもっとも重要な責務
前の経営陣の下した決定の変更
明日の事業は、今日の4つの成果に大きく左右される
① 投資の決定
② 人事の決定
③ イノベーションの成果
=研究開発、新事業、新製品に何を期待するか?
○ 自社の業績を評価する-5つの計器によるチェック
:自社がいかに事業を行っているか?正しい方向に向かっているか?
① 市場における地位
② イノベーションいついて
③ 生産について
:人、物、金についての生産要素の投入と、それらが生み出す付加価値のチェック
④ キャッシュフローについて
⑤ 収益性について