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とにかく書いておかないと

すぐに忘れてしまうことを、書き残しておきます。

グローバリズムはねずみ講

2017-06-17 19:02:17 | 政治
 グローバリズムはネズミ講のようなものである。

 ネズミ講は次のように説明される。

 組織の会員になるには、(紹介者への)金品の支払いが必要であり、自分が会員になると次は、一人会員を増やすごとに、紹介料として「一部の金品」を得ることができる。
 そうやって、親会員から子会員へ、子から孫へと無制限に増殖していき、一番上の親が最も儲かるシステムのことです。


 先進国が発展途上国から安く原料を買い、先進国はそれを加工して発展途上国に売って利益を得る。つまり先進国が発展途上国との経済格差を利用して儲けるシステムなのだ。ネズミ講の親会員に当たるのが先進国、子会員に当たるのが発展途上国、そして孫会員に当たるのが未開国である。

 しかし、発展途上国もいつまでも発展途上ではない。経済的に先進国に追いつく。未開国もどんどん発展していく。するとネズミ講は破綻する。今日の世界的に経済が停滞している状況はそこに原因があると言っていい。

 この破綻した状況で、経済発展を望もうとすれば無理をしなければならない。この無理は次の世代に重荷を残すものだ。安倍政権の金融緩和策は安倍政権の数年間だけいい思いのするものであり、ポスト安倍はこの処理に苦労することになる。

 たぶんそんなことを彼はわかっていない。わかっていないから能天気に生きていられる。
コメント
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