安倍政権の宣伝部長、田崎史郎氏が「肺炎で亡くなった人のPCR検査を全部している」と発言し、それがどうも嘘らしいということが問題になっている。私の記憶では、確か安倍晋三氏が以前そういう発言をしていた。しかし、それはあり得ないことだと私は思っていた。死んだ人にPCR検査をすることなどありえないからだ。田崎氏はその番組内でCT検査だと言いなおしたようだが、CTであってもやってはいないはずだと現役の医師よりの情報がある。真実はどうなのかをはっきりしてほしい。
この問題は重要な意味がある。安倍政権は検査の数を抑えていた。たとえば4日以上熱が続かなければ検査しないということであった。なぜ検査を抑えていたかというと医療危機をさけるためだと言ってきた。具合が悪い人をすべて検査していれば、医療関係者が対応しきれず、医療崩壊につながるという理屈である。
しかし、検査数が増えないことについては以前から、新型コロナウイルス感染者が表にでないようにしていただけなのではないかという疑念があった。なぜなら東京オリンピックを中止したくなかったからである。だから実は新型コロナウイルスはすでに蔓延しており、ただの肺炎だと診断された人の何人かが新型コロナウイルスの感染者であったのではないかという指摘は当初からあったのだ。単なる肺炎で死んだと考えられていた人の何割かは、新型コロナ患者だったという可能性を疑っていた人は多くいたのである。
そのような疑念に対して、確か安倍総理は肺炎で死んだ人に対してはPCR検査をしていると説明していたという記憶がある。その発言を受けてを田崎史郎氏がきょう発言したのだと思われる。
もしそうだとすれば、安倍晋三氏は大きなウソをついたことになる。安倍晋三氏のせいで、新型コロナウイルスが蔓延したのではないかという疑念が生まれるのである。新たな安倍疑惑である。
この真相はあきらかにしなければならない。マスコミの方はしっかりと追求してほしい。