ここ数年、山形市は暖冬である。30年くらい前は、1月くらいだと道路に当たり前のように根雪があったのですが、ここ数年はほとんど根雪がなくなりました。朝早く道路の雪をどけるための除雪車が通るのですが、それが今年はほとんどありません。あきらかに暖冬であり、それがしばらく続いていると言っていいでしょう。
真冬日も今年はほとんどありません。かつては寒気が居すわり、数日間ずっと真冬日になることが当たり前のようにあったのですが、今年はそれがありません。もちろん冬だから寒い日もあるし、雪も降るのですが、昔と比較すると本当に生活しやすくなっています。
今日も晴れていて、遠くのほうから女子高生の元気な声が聞こえてきます。見てみると、グラウンドでソフトボールの練習をしているのです。1月にグラウンドを使えるなんて信じられません。例年は、3月になってようやく使える日が出て来るのが普通なのです。
野菜が高い状態が続いています。これも暖冬のせいでしょう。卵の値段が高い。鳥インフルエンザも暖冬と関係があるような気がします。米が高くなっている理由も猛暑が原因だということです。(米が高くなっているのは、ほかの理由が大きいような気がするのですが、ここでは触れないでおきます。)
温暖化は東北に住む人間にとっては良い事ではあるのですが、経済に影響が出て来るまでになるのだとすれば、喜んでばかりもいられません。しかもここまで来ると、将来が不安になってきます。
立ち止まる事、後戻りすることを真剣に考えなければならないのかもしれません。
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