とにかく書いておかないと

すぐに忘れてしまうことを、書き残しておきます。

「山月記」の授業1

2016-05-14 18:52:06 | 国語
 いよいよ中島敦の「山月記」の授業をします。しかし、どのように授業をすべきか悩んでいます。これからが試行錯誤の連続で大変なことになるのですが、さまざまに精神的な困難や、忙しさなどが重なり自信がありません。しかし仕事です。仕事は仕事で頑張らなければなりません。なんらかの結果が残せるように精一杯がんばりたいと思います。

 今回はかなり授業時間をかけてみたいと思います。とは言え長ければダレルだけです。意味もなく長くするわけではありません。

 まず最初にさらっと普通の授業の短縮版をやろうと思います。どこまで短縮できるかわかりませんが、まずは「全体読み」をしてみたいと思います。

 そのあとは分析的に読む訓練をしたいと思います。よくやる方法だとは思いますが、「人虎伝」との比較をしてみたい。そして「名人伝」との比較、そして「古譚」の他の作品との関連性も考えてみたいと思います。そして演劇授業をしてみようと思います。

 とは言え、これだけ盛りだくさんできるのかわかりません。またやればいいというわけではありません。それぞれにテーマがあり、どうやって読解力をつけていくのかということを考えながら試行錯誤していきます。もちろん方向転換もします。

 すこしでも今の生徒のためになるように、そして今後の授業の改善につながるように考えながらやってみたいと思います。まずはしっかりと準備します。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

蜷川幸雄さんのこと  

2016-05-13 17:33:15 | 演劇
 蜷川幸雄さんが亡くなられました。演劇界に多大な功績を残された方で、残念です。ご冥福をお祈りいたします。

 蜷川さんの芝居を初めて見たのは1984年の「にごり江」だったと思います。浅丘ルリ子さんの主演で豪華なセットの芝居であった記憶があります。

 蜷川さんは闘いながら演劇を作っていたという印象があります。しかし私は蜷川さんの演出している様子を生で見たことがないので、テレビを通じての印象です。今はそんなことはできなくなりましたが、昔はみんなが戦っていました。そして傷つきながら少しでもいいものを作ろうと必死でした。

 つい先日、CSの昔のテレビドラマを見ていました。渡哲也、石原裕次郎主演の『大都会~闘いの日々』です。倉本聰の脚本です。わたしの大好きなドラマでした。この回は「わたしの愛したちあきなおみ」という副題で、そこに若き日の蜷川さんが役者として出ていました。テレビディレクターの役です。へえ、これに出てたんだと驚きながら見ていました。その中でも蜷川さんは戦っていました。いいテレビ番組を作るために、犯罪者を逮捕させずにテレビに出させ続けようとしたのです。もちろんドラマの中での話ですが、昔ってこんな感じだったんだよな。

 今は平和になりました。そして戦うことをやめました。みんなで協力してお互いに気を使って笑顔で楽しく前向きになりました。

 そして大切なものを失った。そんな気がします。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

いい習慣を作る

2016-05-12 21:57:15 | 日記
 良い習慣をつくることの大切さを最近感じます。子供のころからの習慣は中々やめられません。しかし日々の生活に追われていると習慣がとだえてしまうことがあります。だから、習慣を大切にする習慣を身に着けなければいけません。

 私がこれからの人生で習慣化したいこと。

 毎日運動をする。以前はしっかり運動していましたが、腰痛が始まって習慣が壊れてしました。

 毎日読書する。年をとるにしたがって時間が足りなくなってきました。これはなんなのでしょう。

 毎日ブログを書く。ちょっと無理をしすぎているのでしょうか。きょうも無理してブログを書いています。無理をすると続かなくなるというのも真実ですし、それが悪魔のささやきにも思えてきます。

 人生の残りが少ないという気がしてきています。悲しいことですが、それを逆に前向きにとらえてなんとか何かを残すような人生にしたい、そのためにも毎日努力したい。

 それはそう宣言した瞬間に終わりそうなそんな、悲しい決意のような気もします。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

明智光秀を大河ドラマの主人公に

2016-05-11 14:42:59 | TV
 大河ドラマを見ていていつも肩入れしてしまうのが明智光秀です。本能寺の変の真相は何かがいつも気になってしまいます。以前、大河ドラマの主人公にしてほしい人物のアンケートがあり、それによると明智光秀がトップでした。私と同じような考え方の人が多いことがわかり納得もし、また一方では意外でした。

 岡田准一が主演した「黒田官兵衛」の時、最初に「明智光秀」というニュースが出てとても期待しました。でも、ガセネッタだったのか、企画途中で変更になったのか実現はしませんでした。とても残念に思っています。

 明智光秀は本能寺の変では有名ですが、若いころなにをしていたのかほとんどわからないので大河ドラマには向かないようです。でもなんとかならないのかなと感じています。

 明智憲三郎さんという明智光秀の子孫の方が『本能寺の変 四二七年目の真実』という本を出版し、その本は地味ながら売れていたようです。わたしも本屋で見つけて買いました。最近文庫にもなって売られています。

 日本人にとって明智光秀はとても興味をそそられる人物なのだと思います。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「真田丸」と「国盗り物語」

2016-05-10 20:53:32 | TV
 「真田丸」はおもしろい。

 三谷幸喜さんが朝日新聞のコラムで、最初に見た大河ドラマは「国盗り物語」だったというようなことを書いていた。実は私も同じだ。物心ついたときに見た大河ドラマが「国盗り物語」だった。

 「国盗り物語」というは、斉藤道三と織田信長が主人公で、斉藤道三が平幹二郎、織田信長が高橋英樹だった。秀吉が火野正平、明智光秀が近藤正臣。ドラマとしてどうだったのかどうかはともかく、われわれ世代にとって印象に残っているドラマなのであろう。そしてこのドラマをもって戦国時代の骨格を頭に入れたのである。


 だから、我々世代の人間はもちろん「国盗り物語」によって戦国時代に興味を持ち、戦国時代の正史はこのドラマであり、その正史に対する真実を探ろうとこの後の大河ドラマはできているという感覚である。

 三谷さんは歴史オタクとなり、そのオタクぶりが「真田丸」に遺憾なく発揮されている。「真田丸」に注目である。

 近藤正臣が「真田丸」に出ているのはちょっと感動する。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする