世界の街角

旅先の街角や博物館、美術館での印象や感じたことを紹介します。

チェンマイで病気になったら・2

2016-01-05 11:55:53 | チェンマイ
<続き>





医療設備は、日本の操業病院と比較し何ら遜色ない。但し操作技術については不明。1995年に1週間ほど入院した経験があるが、何ら問題はなかった。
上に定期健康診断のチェック項目と料金表を掲げておく、1年に1回は受診したいが料金は、日本と比較してどうであろうか。







ロングステー考慮中のあなた・チェンマイで病気になったら

2016-01-04 10:30:45 | チェンマイ
13か月ぶりに帰国しようとしている。そこで没にしようとおもっていたが、ロングステー希望者のためになればと思い、チェンマイの病院情報をUPしておきたい。
ロングステー希望者には高齢の方々も多く、最大の関心事は海外滞在中の健康問題であろう。事実健康問題が気になり、海外のロングステーはどうも・・・という方々もおおいであろう。そこでチェンマイの医療機関を紹介しておく。
海外旅行傷害保険加入の方は保険証持参で、キャッシュレス診療受診可能。カード付帯保険の方は現金支払いで、保険請求に必要な書類を作成してくれるので、帰国後請求となる。いずれも懇切に対応してもらえる。
尚、日本人通訳は杉本あきら氏、青木裕子女史、およびタイ人通訳2名で対応できる体制になっている。日本語通訳の勤務時間は8時―17時。入院が必要な場合、個室完備。









容量の関係で、残りのパンフレット掲載は次回にさせていただく。尚、この情報は2015年10月末現在のものであり、最新情報はチェンマイラム病院に出かけて、ゲット願いたい。

                                <続く>


鳥居とチョーファー

2016-01-02 10:39:01 | 日記
多少なりとも年始に因んだ話を一つ。鳥居をウィキペディアで検索すると、以下のように記述されている。“神社などにおいて神域と人間が住む俗界を区画する結界であり、神域への入口を示すもの。一種の「門」である。単に木(柱)と木(柱)を縄で結んだものが、鳥居の起こりであると考えられる。鳥居の原形は、アカ族らが長江流域から南下、避難してくる前に長江流域に住んでいた時代(百越人であった時代)の「鳥居」ではないのか、という説もある。稲作文化の始まりとされる弥生時代の池上・曽根遺跡や纏向遺跡でも発見されている”・・・とある。
鳥越憲三郎氏はその著書①で、“アカ族の門の笠木に置く鳥の形象物は、天から家族を守護する神の乗り物である”・・・と云う。


写真はバーン・トンルアンのアカ族村の結界(入口の門)である。門の外の世界と内側のクニとの結界である。そこには鳥越憲三郎氏の云う、鳥の肖形物が笠木に鎮座している。氏の云うように神の乗り物であろうか、それにしても黒に着色してあり、鵲のように見えなくもない。

当該ブロガーは実見経験が無いが、氏の著書に掲載されている、雲南奥地の布朗族の棟飾りの鳥である。氏の調査に対し村人は、“家族を守りに天から降りて来られる神の乗り物”であると説明したという。
そこでタイの寺院で見る、屋根の棟飾りのチョーファーである。チョーファーの起源をインターネットで検索するが、それに関する的確なウェブサイトがヒットしない。あるブログによるとチョーファーは、“神や天使が住む天界に生存する想像上の鳥の頭の形をモチーフにしたもの、地方によっては創造上の水鳥「ホン」②を取り付けたものがある”・・・と云う。また別のブログでは“ガルーダ”と記載している・・・これは、誤りであろうと考えるが、如何であろうか? 下の写真は、ナーンのワット・チャンカームのチョーファーである。
更にチェンマイのワット・チェットヨートのチョーファーは下の写真である。
当該ブロガーは、これはハムサ②でブラフマー神③の乗物であると考えている。それにしても、このチョーファーの起源が分からない。ミャンマーの寺院の屋根にも飾られている。本場インドはどうであろうか?

以下、勝手な想像である。タイ族も漢族に追われて南下した民族である。そのタイ族の故地では、先の布朗族やアカ族と隣接していたのである。鳥越憲三郎氏が掲げる高床式住居の鳥の棟飾り、上写真のアカ族の結界は、タイ族にとっても日常的な光景であったであろう。これがタイ族にとって寺院の棟飾り、つまりチョーファーになったであろうと想像している。少数民族の鳥の肖形物が、バラモンやヒンズー思想の及んだタイの地でハムサに化けたものと考えている。
そして、邪悪なものの侵入はヤックが防ぎ、神の降臨の乗物やその証としてのチョーファーで、その役割は少数民族の鳥の肖形物と同じであると考えられる。
しかし、このことは当該ブロガーの勝手な解釈、つまり文化は混交するとの不変な思考過程からのものであり、解釈違いもあろうかと考える。研究者や専門家の見解はどうであろうか?
当該ブロガーの別記事杏が巡るパガン遺跡を見て その3も参照願いたい。


①古代中国と倭族 中公新書
②インドでHamsa Hansha(ハムサまたはハンサ)、モン(mon)族も同様
な呼び方をし、ミャンマーではヒンタ、タイでホンと呼び、白鳥ないしは
 白い鵞鳥でヒンズー教に伝わる神鳥である
③ブラフマー神をタイではプラ・プロム神と云い、日本では梵天と呼ぶ




チェンマイの初日の出

2016-01-01 10:50:34 | チェンマイ
謹賀新年(サワディー・ピーマイカップ)。昨日まで毎朝、雲がでていましたが、本日はほんの僅かの薄雲で、きれいな初日の出を迎えることになりました。
逗留先のイースティン・タンから見ると、シャングリラの上空に初日が昇りました。写真では建物がシルエットになっているのがシャングリラです。初日の出前の朝焼けもきれいでした。

皆様にとって良い年であるよう、チェンマイより祈念いたしております。