世界の街角

旅先の街角や博物館、美術館での印象や感じたことを紹介します。

チェンマイで見た旭日旗

2016-01-09 09:17:50 | チェンマイ

過日、旭日旗をボディーデザインしたツクツクを見た。ツクツクといってもTaxi代わりの営業車ではなく、運転席のルーフに「牛乳愛」と記した物販車のようで、路上で色々取り付けしていた。近日中に営業を始めるのであろう。

チェンマイのようなタイ北部人をコン・ムアンというが、彼らは日本大好きである。この車を見て我々日本人は勇ましさを感じるが、最近多い中国人観光客はどのように感じるのか?
ここチェンマイでも中国人や韓国人観光客の傍若無人振りが話題に上らない日はなく、その当てつけとも思われる。いずれにしても五星紅旗や太極旗をボディーデザインしたツクツクは見ないので、「遣ってくれるではないかコン・ムアン」・・・と、久しぶりに溜飲が下がった次第である。












謎が続くタイ北部諸窯のルーツ・1

2016-01-08 09:58:02 | 北タイ陶磁
チェンマイに8カ月滞在の目的の一つが、タイ北部諸窯のルーツ探しである。タイ芸術局第8支所やチェンマイ大学、国立図書館、市立図書館、市内の多くの書店を廻ったが、謎は解けずに残ったままである。
持論は、そのルーツは雲南に在ると思っているが、そこに辿り着けずにいる。今回の滞在で端緒でもつかめれば・・・と考えていたが、完全に空降りに終わった。
 古い話ではあるが、バンコク大学発行の"Southeast Asian Ceramics Museum Newsletter Sep-Oct 2006"に「近世のミャンマー青磁生産」についての記事を読んだ時は、雲南に一歩近づいたと感じたが、その先がさっぱり繋がらない。
その記事を極大雑把に紹介しておく。ミャンマー・セラミックス協会のミョー・タンティン氏は2003年11月2日マンダレーからモンクンを訪ねた。そこから約5マイル北のホーナー村で作陶している窯を探し出した。窯は昇焔と横焔が合わさったような特徴を持っている。そして17世紀と思われる7つの古い窯址を見た。
以上が大雑把な概要である。ここで窯は下図のようであったと報告されている。それによると、窯天井はラクダの瘤のように高くなっているが、北タイの横焔式単室窯と似ている。全長は約7.2m幅、高さ2.7mと記載されていた。
そこで焼成されていた陶磁は、北タイの青磁の味わいである。これを見ても何らかの関連を感じさせるが、17世紀とランナーの14-16世紀のどのような関連があるのだろうか? 
しかしながら、その先が繋がらない。雲南府から景洪にかけての情報がない。あるにはあるが饅頭窯のようでもあり、北タイの窯様式とは異なっている。
(時代に1~2世紀の開きと、窯形状がややことなるが、チェンマイとモンクンは何となくつながりそうだ。ルアンプラバーンのバン・サンハイには横焔式単室窯址があり、窯形式は繋がる。そこから先の景洪や昆明と繋がる証拠がない。)
まだまだ調査不足であろうが、ルーツを雲南に求めることに無理があるかもしれない。更なる追求が必要だが、パヤオ文化センターで買い求めたタイ語書籍に、気になる写真が掲載されていた。




                                 <続く>




チェンマイ・トラム

2016-01-07 10:20:46 | チェンマイ
逗留しているEastin Tan Hotelの前面がThink Parkなる広場である。そこから、チェンマイ・トラムなる遊覧バスが運行されている。
パンフレットには毎日運行で、午前は9時ー10時30分、午後は1時ー2時と記載されている。運行ルートは同じで、午前便はルート内の観光地を下車し観光案内付きとのこと。昨1月6日の午後便に乗車してみた。

このチェンマイ・トラムなる遊覧バスは宣伝が下手であろう。我夫婦が乗車したときは中国人の2名と合わせて4名しか客はいなかった。
1人50Bで支払うと写真のチケットをくれたが、有効期限の表示欄は2015年12月31日となっている、このいい加減さがチェンマイの魅力でもあるが、それにしては・・・。
運行ルートは、シンクパーク→チャンパック・ゲート→ワット・チェンマン→3王像前広場→ワット・プラシン→ワット・チェディールアン→ターペー・ゲート→チェンマイ・ゲート→スアンプルン・ゲート→スアンドック・ゲート→ワット・スアンドック→シンクパークとなっている。旧市街の主な観光地は全て含まれている。
価格は午前便が1人80B、午後50Bで破格の安さである。旧市街の有名な観光地とスアンドック寺院が含まれているので、まずこれに乗り気に入ったところを後ほど訪れれば良いかと考える。利用価値はありそうだ。





バンコク銀行二マンヘーミン支店

2016-01-07 09:41:27 | チェンマイ
チェンマイでロングステーするにあたり、病気になった場合の病院が先ず第一であるが、次に重要なのはリタイヤメントビザ取得に銀行口座開設と80万バーツ以上の預金が必要である。
ところがタイで言葉がよくわからないところでの口座開設は難度が高い。ところが下の写真のバンコク銀行二マンヘーミン支店には、日本語を話す行員が常駐しているので、ことはスムースに行く。となりがロータス・スーパーなので位置はすぐに分かる。


ロングステーを始める方、先ず相談に行かれてはどうであろうか?