東京老人Tokyorojin

こごとじじい増山静男のブログです。

八甲田山、十和田湖

2009年09月27日 08時54分28秒 | 国内旅行
 9月24日
 スカッと晴れてすばらしいお天気である、今日もいい日であろう、
食事はバイキング、一流ホテルとかわらない、トイレは廊下の外だがウオッシュレットつきだ、

 さすが温泉の効果、Yの咳が止まり、すっかり元気になったようだ。
ロープウエイまで青森行きのバスに乗る、僕らだけである、8:45、一番のケーブルは数人の乗客、一気に1000メートルも上がる、雲が晴れてすばらしくいいお天気だ、



 歩き始める、ここからは本格登山コースとなり、記録簿に名前を書く、最初はかなりののぼりだ、ハイキングコースと分かれると、藪漕ぎ状態で急なくだりが多い、ほとんど会う人はいないが、会う人は例外なく熊よけの鈴を付けている、



 かなり心配になるが、楽天家のYはぜんぜん気にしていないようだ、途中省略して、だんだん紅葉がきれいになってきた、
 上毛無岳、下毛無岳の間、280段の階段があるのだが、このあたりのきれいなこと、
 いままで、生きてきた中で、一番美しい紅葉である、小さい池が点在するなか、転々と、赤、黄色、緑が日光に映え、階段にいる先客は何分もうごかない、



 自衛隊の一群が来る、今は最高にいいが、厳冬の行軍は大変であったろう、確か230人中119人が亡くなったとのことだ、



 1時半旅館着、
 早速お風呂に飛び込む、滝湯に足を当てると疲れがとれる、

 東北大植物園、饅頭ふかしにいく、ここは寝転んでいるととても気分がいい、



 北海道深川のおばさんとあう、9日間予約しているそうだ、

 彼女とそばの八甲田ホテルにいく、丸太を組み合わせた木造のすばらしいホテルだ、このあたりは国有地なのに、どうやって手に入れたのかね、酸ヶ湯の社長がやっているそうだ、どうりで酸ヶ湯も近代的な経営になっている、

 八甲田ホテルでコーヒーを飲む、700円!!!ジュース類が500円なのにね、



 北海道のおばさんの話によると、昭和42年ごろ酸ヶ湯温泉に来たそうだ、当時は布団枕など全部送ったそうだ、ところが、青森の駅員の言葉が津軽弁のためまったく通じず!!!大変苦労したそうだ、完全に外国、、、、、

 今では考えられないことである、さっきも青森大学の学生と話しをしたのだが、これっぱかりの訛りもない、津軽弁の保存作業はやっているのだろうか、

 温泉の療養が佳境に入ってきた、熱湯5分、4分6分5分冷湯を頭からかぶる、滝湯にあたり、冷湯を頭からかぶるという按配だ、ちょっと入りすぎかな、ありがたいことにYの咳がほとんどなおった、

 温泉療法は10日サイクルがいいらしいので3日では少し足りないが、10日も泊めるのであったら食事の量をもっと減らさないと、

 ついでに要望点を書いておく

 廊下をスリッパで歩く音がうるさいのだ、スリッパのそこにスポンジをはる、または廊下の中央にじゅうたん張りにするといいだろう、

 トイレが少ない、部屋の縁側のすみにスペースがある、これをといれにすればいい
 食事が多すぎる、基本はもっと少なく、オプションでたくさんたべられるようにする、

 もっとも必要で基本的なことだが、お風呂である、
現在はヒバ千人風呂というのが混浴ということになっているが、理想からは程遠く、女性用の囲いがあり女の子はほとんど其処から出てこない、夜8-9時朝8-9時は女性用となるということになっている、
 これはよくない、女性があまりにもかわいそうだ、男女とも同じサービスを受けるべきである、また、心得でいわく、男は女性を見るべからず、女性は男性を見るべからずだそうだ、それは無理だろう、お互いに見たいもの、
 だから、今ある垣根を撤廃する、女性の客のほうが多いのであるから、囲いがなければ堂々とはいってくるのだ、

 タオル置き場を作り、タオルを浴槽に入れることは厳禁とする、そうすると、スッポンポンであるきまわることになる、これはドイツで実際にやっている、かの地では着替え室も男女兼用で、お風呂がたくさんあり、そこをみんな歩いていく、途中ソフトドリンクを飲むところでは裸で飲み物を飲んでいる、
 
 はなしはもどってこれをまねしたい、というよりむかしはこうだったのだろう

   張り紙
  男性は女性をみるべし、見られる女性はきれいになる
  女性は男性をみるべし、見られる男性は男性的になる、
  男女の客は、みんな手をつないで、はいるべし、
 
 何か心配でもあるなら、警備員が巡回するようにする、

 このようにすればお客は何倍にも増える、いま、ポスターなどで全国に紹介しているのは、こういうイメージではないか、できるだけ昔のスタイルをとりたいものだ、
お客が増えすぎたら、ドイツスタイルの入湯設備を増設したらよい、


 9月25日

 10:12発、国鉄バスで十和田湖にむかう、地獄沼などで短い停車をして、解説をしてくれる、ここは最高90度のお湯が沸いている、底なし沼だって、最高地点は1040メートル、美しく紅葉している、奥入瀬渓谷といわず渓流が、右、左にみて、左右からたくさんの滝が見られる、子の口で降りる、ここで約1時間の休憩である、ここで八戸行きに乗り換え、焼山までは今まで見た渓流をもう一回見ることになる、たくさんの人が歩いている、



 八戸行きは途中道の駅で15分停車、Yは例によって野菜を買い込む、牛乳、とうもろこしを買った、八戸14:25着、新幹線14:57発ほとんど満席だ、
 10号車(一番後ろ)なので、盛岡のこまちの連結をみる、ずいぶん後ろでいったん停車、5分も停車する、もうすこし乱暴に扱ってもいいだろうに、



 列車は仙台のあと、大宮まで止まらず、この作文を書いていたので長くなって申し訳ない。