東京老人Tokyorojin

こごとじじい増山静男のブログです。

親友の死

2010年11月07日 06時59分51秒 | Weblog
御田小学校の親友K君が、
なくなった、
彼はY売新聞の幹部で、
その死去は新聞にも出ていた、
今日がお通夜である、

去年11月私が入院しているとき、
おみまいにきてくれた、
僕が、生死の境をさまよっているとき、
彼は、まったく悪い所はなかったのに、

悪性肉腫(血液のがん)であった、
この病気で全身にがんが回っても、
直る人は直ったのに、
彼は頭に行ってしまい、
発病してわずか6ヶ月で、
あの世である、

考えてみると、
この73年の人生は激動また激動、
こんなに変化した時代はない、
終戦までアメリカの爆撃機に追われる時代、
戦後すっかり焼き尽くされて何もなかった時代、

だんだん品物が増え、
都市がよくなった、
世界で一番住みやすい町になった、

目覚しい進歩はみなさまもご存知であろう、
彼もこの目で見たのはよかったと思う、

安らかに眠ってください。


^^^^^^^^^^^^^^^
^^^^^^^^^^^^^^^

お通夜にいった、
友人代表で挨拶をした、
内容は上記のようなものであった、

もうひとつ彼についての思い出は、
バブル前の話である、

これから不動産が値上がりするから、
ローンを組んで家を買えというものだった、
それを売って、さらに上の家を買えという、
私はそれを確実に実行して、
5つぐらいの家を買って確実に増やした、

いまは目減りしているけれども、
この件はKの言うことをそのまま実行したと
いうことに意味があるので、彼に足を向けられないのである。