建物の全景である、宮内庁の設計であるから特になんでも、特にシンメトリーでなく右端のグラスルームが変である、その代わり内装は当時のフランスを代表する人物に頼んで、設計の費用だけで2万円を超えるものが払われた、
玄関のガラスの彫刻、すばらしいものだ、
次の間にあるガラスの噴水塔、当時から水は出してなく、香水塔として使われた、上部の電灯で、香水が蒸発し、においを振りまく、
かわいいペンギン、ガラスがよく使われている、
浅香宮婦人、ことのほかこの建物の建築に熱心であったそうだ、惜しいことに建物の完成後すぐなくなってしまった、
応接室内、
室内の椅子に座ったところから見たお庭、テレビで放送されたとおりに、
シャンデリア、各部屋の電灯は全部そろっている、
各部屋のドアはすべてガラス、しかも彫刻がされている、
ラじエターのカバー全部彫刻されている、
食堂の壁を飾る絵、室内装飾の一環として絵がかれている、
食堂の壁、金属で彫刻されている、美術館として使うときは覆われていたので始めてみた、
仕切りドア、これも始めてみた、
庭を見るアールのついたウインドウ、その下にあるヒーターのカバー、全体にアールデコの装飾になっている、
ご覧のとおりこれはまだ序章で、たいへんに見ごたえのある建物で、いつもは黒い幕で隠しておくのはタイヘンもったいないのだ、完成後は庭園美術館ではなく、旧浅香宮邸として開放するようにぜひお願いしたい。